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超運動オンチな僕がプロボクサーになってKO勝利した話〜夢を叶える思考法!誰でもなれる!!プロボクサーのなり方〜


☆ 夢の叶え方をお伝えしよう!


 プロボクシング。

 カッコええなぁ。


 男の子ならケンカに強いって憧れけど、ケンカなんかしたら非難しかないやん。

 
 でも、プロボクサーになったら、
 男が裸ひとつで、
 リングに上がってスポットライトを受け、
 堂々とどつき合いをして勝敗を決める。

 勝ったら、拍手喝采やで!!!


 弱い物いじめとかじゃなくて、相手はプロのボクサーやで。

そいつを殴り倒してみんなの前で、
『俺は強い!!』
って証明できるんやで!!!





 ◎チャレンジしようと決めた時。


 未来の自分にわくわくしますよね。


 これは、超運動オンチだった僕がプロボクサーに憧れて、その夢を叶えた話を

  『夢は叶えられる』

というメッセージとともにお届けするものです。


 みんなに『そんなのムリでしょー』って言われても、

『それ。叶うよ』という現実に気付くための話です。


 たとえば、プロボクサーになるのって大変そうですよねー

でも、

・1年間ボクシングジムに通う
・ワンツーをしっかり練習する
・1日30分は走る


この3要件を満たせば、ほぼ“誰でも”プロテストに合格します。(ただし年齢制限あり)


さらに、基礎ができていれば、

・自分は強いという自信
・とにかく手数を打つ
・頭の位置を変える

意識してボクシングすれば、そこそこスパーリングできます。


 プロ4回戦の試合で勝てます。

 これ、マジです。



 世の中にはこんな風に、本質さえ掴めれば、サクっと叶えられる夢って多いのではないでしょうか?

 たとえ、それが、

『億万長者になるゾー!!』って夢であっても・・






■目次■


1 『直感』とわくわくさえあればいい

2 夢を語る相手を間違えないこと

3 辞めたっていい〜また始めたらいい〜

4 成功するための秘訣『継続』

5 勝利 〜成功体験〜

6 誰もが夢を叶えられる時代に

 〜個人の持つエネルギーが最大限発揮できる時代のはじまり〜


1 『直感』とわくわくさえあればいい



 小学生のころ、警察官だった祖父の家に遊びに行ったとき、本棚に

『ボクシング入門』というタイトルの本を見つけた。


 その本の中のグローブ、ミット、サンドバッグ、マウスピースなどのイラストと解説に見入りました。


 これらを使ってメキメキと強くなる自分を想像して
  “わくわく”
してきたのです。


 自分がやりたいことって、なかなか見つけられないですよねー。

 仕事探しだって

・新幹線で母親が倒れたとき、助けてくれた男性ドクターがめっちゃカッコよくて医者を目指します
とか

・学生の頃、友人をバイク事故で亡くしたので、交通死亡事故をなくすために白バイ隊員になる
など、


そんなカッコいい志望理由って意外とないもんです。



 でも、誰だって感じるこの『わくわく感』。

 これが、未来の自分をつくるのです!


 もし、この『わくわく感』に従って、今の仕事や学校を選択していないなら、1日でも早くその生き方を修整してあげたほうがいいですよ。


『わくわく感』は些細なことでいいんです。


・鉄道を見てわくわくした→鉄道員

・ケーキが超おいしくてわくわくした→パティシエ

・刑事ドラマでわくわくした→警察官


ぐらいのレベルで。


 好きなことを仕事にしないほうがいいと言う人は、好きなことを仕事に出来なかった自分の人生を正当化したいのでしょう。

 また、好きなことを仕事にして後悔している人は、もう、潮時なんですよ。

 次のステージにステップアップしてください。

 話をもとに戻して、僕は、当時小学生。

   /

   しかも、超運動オンチ!!!

   \


 なんせ、野球、サッカーぜんぜんダメ。



 野球の乱闘シーンを見て、最初から殴り合ったら話早いんちゃうんかい・・と思っていました。



 そんな僕が、ボクシングを始めるのは、18歳の時です。


 その頃、

 赤井英和さんの映画“どついたるねん”を見たり、

 辰吉丈一郎選手の世界タイトマッチがテレビ放映され、

 人が必死になる姿に憧れた。



 辰吉選手が、三回目に世界王者に返り咲いた瞬間、

 泣き崩れる辰吉選手、

リングにわっと駆け上がるトレーナーたち。

 大熱狂の観戦者。

 人生に一度くらいは、こんな風に、泣き崩れるほど喜びたい。

 たとえそれが、どんなステージであっても、

 自分の中で納得できる喜びの瞬間がほしい。


 もう我慢できない、ボクシングジム行こう!

と、なったわけです。



 はい。3ヶ月坊主。



 幼い頃からのアトピーが酷くなったからムリ

という理由(当時は、本当にそう思った)で早々とボクシングを諦めました。



 入会してプロになれるのは、100人中1人くらいでしょうか。


 みんな、辞める理由(言い訳)を考える達人です。


・持病の○○がひどくなって、医者に辞めたほうがいいと言われた

・仕事が忙しくて練習に来れなくなった

・親(家族)に反対された

・学校の成績が悪くなって本業がおろそかになった


 言い訳は全て、努力したくない自分を正当化するための言葉です。



 辰吉選手を見てください!!


 網膜剥離になって、日本のボクシングルールでは引退せなあかんという状況でもボクシングを続け、ルールを変えてでも世界チャンピオンに返り咲いたんですよ!!


 ぼくらの、“○○だからボクシング辞めます”なんて、
 どんなけ小さい壁やねん!!って思いますよね。




 ともあれ僕は、ボクシングを辞めて

 そして、これもまた、わくわく感で選んだ

“バス運転士”になったのです。


2 夢を語る相手を間違えないこと



 バス運転士は楽しかった!


 ただし、最初のほうだけ。

 約3ヶ月間の厳しい全寮制の研修期間では、友達がいっぱいできて、仲間意識を楽しんだ。

 



 ああー。定年までこの道を何度も走り続けるのないわー。


と、24歳の僕は思い始めていました。


 そんなある日、会社の敷地内に吊るされていたサンバッグをパシッと叩いたとき、僕の中にまた小さな何かが点火したのです。



 赤井英和さんがテレビで、

『ボクシングには中毒性がある。一度体に入ったら辞めれへん』と言ってましたが、僕の体は、ボクシングという毒で侵されていたのですねー。今思えば。



 僕は、

『今、ボクシングもう一回始めへんかってたら、
一生プロのリングに立てへん。俺の人生そんなんでええんか。プロのリングに立って1度は勝ってみたい!!』とマジで思い、


バス会社を辞めました。

会社のみんなから、


・ここまでやってきたのに、もったいない
・プロなんてなれるわけないやん
・そんな甘いもんちゃうぞ!


みたいなお決まりのセリフを頂戴しました。


◎でも、みんな、プロボクシングしたことないやん。



 【誰に夢を語るのか】



 相談する相手。

 これは、ものすごく大切です。

  

 YouTube炎の講演家の鴨頭嘉人さんも

 本を出版してる人たちに囲まれていると、本を出版してない自分が逆に不自然に思えてきた。


 本を出版している人に、その方法を聞いたら、「出版社にゲラを持っていけば、本は出るよ」と言われ、勢いづいて出版社に行ったら本が出た。


という、話をされてました。


夢を追いかける人には、この話は声を大にして言いたい。


 プロボクサーになったら、周りはプロボクサーばかりなので、プロボクサーになることは、大したことではない。


 パイロットもしかり、医者もしかり
でも、世間は、

・すごい
・そんなのムリー

って思ってるですねー

(まぁ、そこを逆手に取ってうまいこと世渡りできるんですが^^;)

 みなさんも、チャレンジするとき、

 【誰に夢を語るのか】

 これ、間違えないでください。


 夢を追いかけるあなたを全否定する人たちは、必ず現れて、いかにも、理論的に、その乏しい経験則で、声を揃えて


『やめたほうがいい』
『世の中そんなに甘くない』
『失敗した人をたくさん知っている』
『お前は世間知らずだ。苦労を知らない』


とまくし立てます。


 その人たちは、夢を追うあなたが眩しくて見ていられないのです。


 夢を追わなかった自分の人生は正解だった。

 だから、夢を追う人を正解に導かないといけない。

 そう思っているのです。


 あなたの両親、親戚、親友など、親しい人ほど、あなたが夢を追うことに対して激しく否定します。


 その気持ちには、愛情や思いやりが少しだけ混じっているので、ぼくらは、そのアドバイスを無視するときに、心苦しさを感じるのです。


 だけど、断言します。


 そんな言葉は無視して、
あなたは、あなたの人生を生きてください。



 チャレンジしなかったことを悔いたとき
あなたには、虚しさしか残りません。


 チャレンジして失敗しても、再チャレンジという道が残っています。

 胸を張って『挑戦者』として生きていけるのです。


  


3 辞めたっていい

  〜また始めたらいい〜



 バス会社を辞めて、名古屋市内のボクシングジムに通い始めました。

(ちなみに地元は関西です)


 会社を辞めたことがある人は分かると思いますが、なんとも言えない虚無感に襲われます。依存しきっていたのでしょう。


 追い打ちをかけてボクシングもしんどかったー


 スパーリングでボコボコにされて、

 鼻が腐ったミカンみたいにブヨブヨになって毎日鼻血まみれになってました。(今はどこのジムでも安全に配慮した段階的なメニューが組まれていますので、ご心配なく)



 悔しさと“やっぱり俺アカンのか”という思いで、知らん土地でロードワークしながら涙が溢れ出てきて、走りながら号泣してしまいました。


 惨めですねぇ。


 で、僕は、またしても3ヶ月でジムを辞めました。


 “なかったことにしよー”

って思ったんです。


 会社を辞めてから今までの3ヶ月をなかったことにして、地元のボクシングジムでイチからボクシングしようと思ったのです。


 新しく入会したボクシングジムで僕は、会長に

「ボクシング全くできません。でも1年後にプロテストに合格してプロの試合で勝たせてください」といいました。


 会長は、「おお。ええよ」といいました。




【人生変える方法3つ】

・仕事を変える

・住む場所を変える

・付き合う人を変える




4 成功するための秘訣『継続』



 元WBC世界スーパーフライ級王者川嶋勝重さんは、昔、ボクシング雑誌のインタビューで、世界チャンピオンになれたことについて、


「僕より強かった選手、才能があった選手はたくさんいました。でも、みんな辞めていって、僕だけが残ったんですよ」

と答えています。

 シビレました。


 世界チャンピオンになれた理由は、

・自分が強いから・自分に才能があるから
ではなく、『継続してきたから』
と、言い放ったわけです。



 あのゴッホでさえ、生きているうちはたった1枚しか絵が売れなかったと言われています。


 ライト兄弟だって、粘りに粘って物理的には絶対に飛べない飛行機を作って、実際に飛んでみせた。



 有名ブロガーも、「最初は誰にも読まれなかった。100本書いてからが勝負」などと語ってました。



 今、誰にも評価されてない。

 今、誰からも認められてない

 今、誰からも見られてない

 今、何者でもない


 そんなの関係ないんです。



 ガムシャラに打って、打って、打ちまくれば、

もしかしたら、弱い自分がか変わることができるのではないかと思い、ただ夢中になっていたのです。

 ということで、練習に明け暮れる1年間を過ごしました。



 ボクシングを初めると、3ヶ月くらいたてば、スパーリングをさせてもらえます。


 相手は、大抵、4回戦のプロ選手です。

 最初は、この4回戦のプロ選手がめちゃくちゃ強く感じるんですよ!!


 会長は、プロに、「手加減したれよ」

と言いますが、一方僕には、「殺すつもりでやれよ」

といいます。

(これは、初めてのスパーリングでは、お決まりのセリフです)

 結果、ボコボコにやられます。

 というより、最後まで立ってられません。



 「よっしゃ!チャンスや!ここで名前を売ってやるぞー」と意気込んで始まった初スパーリング。


 会長「もうやめとけ」

 ぼく「やらせてください」(涙)


みたいな会話の後、酸欠状態で惨めなスパーリングは終わりました。


 ここで、1つの分岐点を迎えます。
 ①続ける人
 ②辞める人 
です。

100人が入会したら、この分岐点にたどり着けるのが、30人。

 そして、続ける人は5人。
 プロになる人、1人。

 といったところでしょうか。



 ボコボコにされた練習生は、よく次の日の練習を休んだりします。



 そのままジムに来なくなる子もいます。


 しかし、翌日、または数日後、ひょっこり現れて練習をしてる姿を見ると、

 「おっ!こいつ浮いてきたな」

となるわけです。



 会長からすると、バラバラと種を巻いたところ、芽が出た1つの才能なんです。


 そう。続けるというのは、『才能』なんです。



 このスパーリングは1つの壁なんですが、実は、頑張って練習すれば、早くて1年後には、プロレベルになります。



 僕もプロになってから、練習生のスパーリングの相手をしましたが、相手がものすごく弱く感じました。



 出したパンチは全部当たるし、スローモーションみたいなパンチしか飛んでこうへんし、ぜえぜえ言ってるし・・



 だいたい、こっちは何も力入れてないのに、そんに力んだらそりゃ疲れるわなーとか余裕で思えてました。


 『継続』の効果ですねー。



 みなさんも、今、チャレンジしてること、結果が伴ってないかもしれません。

 ゴールが見えてないかもしれません。

 しかし、成長は時として、自分では気づきません。


 でも、やり抜いてください!!



5 勝利  〜成功体験〜


 プロテストは、大阪帝拳というジムで行なわれました。


 プロテスト翌日、早朝コンビニに行き、報知新聞を買って自分の名前を探しました。


 名前を見つけて

 「よっしゃー」と叫びました。


 まだ夜が明けていない、誰もいない街を1人やる気に満ちてロードワークをしていました。


 今日から俺もプロや。
 とうとうなったぞ!!
 プロボクサーや!!

 

 悔し涙のロードワークから1年後の出来事です。


〜〜〜


 ボクシングの基礎はジャブです。


 ファイテングポーズを作り、左拳(右利きの場合)をまっすぐ相手の顎に突き出し、まっすぐ戻す。それだけです。



 何のためにジャブを打つのか。


 ・自分のリズムを作るため
 ・主導権を取るため
 ・相手との距離感を掴むため
 ・相手の反応を見るため
 ・相手の攻撃を誘って隙を見つけるため


 改めて考えるといろいろありますねー。


 自分のこの仕事(行動)の意味はなんだろう?と一度立ち止まって考えてみることは大切なことかもしれません。


 ジャブをしっかり打てるようになるまで、毎日練習して約3ヶ月で習得できます。


 でも、僕は、毎日毎日練習し続けて、





 自信がついて、肩の力が抜けて、はじめてジャブの打ち方が分かったという感じです。


 ワンツー(左ストレートと右ストレートのコンビネーション)の打ち方についても、


「あっ、分かった」と思えたのは、引退してからかもしれません。


 ただ、拳を前に突き出すだけのパンチですが、奥が深いものです。


 経験したからこそ分かる世界です。


〜〜〜


 毎朝、一時間のロードワーク。
 日中は、仕事(バスの運転手や工場のバイト)
 毎晩、3時間のジムワークをこなしました。


 常に、デビュー戦の相手のことを考え、練習をしていない時間は、

「今、僕がこうしている間にも、対戦相手は練習しているかもしれない」

という焦燥感を覚えました。


 デビュー戦 3対0の判定勝ち

 第二戦 4回TKO勝利

 第三戦 判定負け

 第四戦 判定負け


 29歳 引退 



というボクシング戦績で終わりました。


 第二戦のTKO勝利は、今までの人生の中でも一番の感動と喜びの瞬間になりました。


 ★長年の夢が叶った瞬間でした★


 親戚、友達、大勢が会場に集ってくれて、みんなの前で気持ちよ、ノックアウトできたのでした。


 夢と言うものは、思った瞬間、未来の世界で出来上がり、


 前に進むことで、夢の方からも近寄ってきます。


 人は、不可能なことは本気で夢見ません。


 可能だということを本能レベルで感じているから夢見るのです。


6 誰もが夢を叶えられる時代に

  〜個人の持つエネルギーが最大限発揮できる時代のはじまり〜



 SNSで個人が情報発信できる時代になり、人が持つエネルギーが最大限に発揮できる環境になりました。

 とても、面白く、チャンスに溢れたわくわくする時代です。


 歌手になりたい人は、YouTubeや17ライブで動画を公開すればいい。


 本を出したい人は、Kindleで自費出版(KDP)すればいいし、有料Noteを販売すればいい。


 物販したい人はメルカリを使えばいい。


 能力がある人は、どんどん飛躍できます。


 うまくいかなくても、成長するためのツール、コンテンツに溢れている。


 ボクシングのプロ選手になるためにも、SNSは大いに役立ちます。


 テクニックはすべてYouTubeで公開されている。


 成長する姿を発信すれば、応援する人が増えてマネタイズできる。


 人生は短い。

 悩んでる暇はない。

 もう挑戦しない理由なんてどこにもない。


〜〜〜


 ぼくの初めての投稿。


 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


 文章の書き方、文章構成、感想など、コメント欄でご教示していだだけると幸いです。


 僕は、がんばる人を全力で応援します!!



 そして、次の夢にむかって走り出します。

            右=筆者 2005年撮影

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