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サブリミナル効果って知ってる?

本日は心理学の中でも、残像現象について話していこうと思います!

まずは、残像に関してはなんとなくわかりますよね。
前に見た刺激がなくなってもその効果が残っていることを残像と言いますね。

残像現象が起こる要因としては、目の整理的な仕組みによります。
何かというと、人間の脳というのは、動いているものを見ていると視神経の情報伝達により、興奮状態になります。この興奮状態が治らないうちに、目から別の情報が送られると、動いていないものが動いているように見える錯覚が起きるわけです。

これを利用しているのが、サブリミナル効果です。
これは皆さんも聞いたことありますか?

サブリミナル効果とは、残像現象を利用して、相手に気づかれないうちに、潜在意識に働きかけ、行動に影響を与えるものです。

サブリミナル効果を利用した商品の一つとして、【サブリミナルテープ】はご存知ですか?これは衝撃です。
普通の音楽に、人間には、聞こえない超低周波か超高周波の音声メッセージが重ねて収録されていて、これを聞くと、メッセージが潜在意識に働きかけ、聞く人のコンプレックスを解消したり、性格を積極的にする効果があるそうです。

ただし、サブリミナル効果は話題性が先行しており、実際に人間の行動にどれほどの影響があるのかは実証されていないので、研究課題の一つとなっております。

そしてもう一つ本日はお話しします!
色の効果はご存知ですか?

「色」と「心」の関係性

皆さんには好きな色はありますか?
ちなみに私は、黒やグレーが大好きで、身の回りのものはそれらの色で集めています。
自分の好きな色のものを見ているだけで落ち着いたり、嬉しくなったり、その心理的効果は言わずと知れたものがあると思います。

色と感情の関係に初めて注目したのは、ドイツの詩人・作家のゲーテです。

ゲーテは著書の『色彩論』の中で、黄色は、明るく、強く、熱く、近くに見える。そして、青は、暗く、弱く、冷たく、遠くに見えると述べています。
この2色を対照的な色合いだと捉えています。
色には個々の特徴が人間の心理に対して、影響を与えていることが研究結果として発表されています。

では、日本人が好む色は?

色のイメージに関してはある程度普遍的なものですが、国や文化によって異なるものもあります。

例えば、日本では、を高貴な色と考えますが、
中国では、黄色が高貴な色として扱われます。

また日本人は、中庸を好む傾向にあります。これは同調行動の一つで、自分だけが、目立たないように、他の人と同じ色を身につけるようになります。サラリーマンは、みんな紺やグレーのスーツを着ていますね。

ちなみに、日本人の色の好みを分析して、
わかったこと6選がこちらになります。

①年齢が低い程、明るく鮮やかな色が好まれ、加齢とともに暗くにぶい色に好みが移る。
②年齢差は色の種類ではなく、明度や彩度にあらわれる。
③低年齢層では、特定の色に好みが偏り、加齢と共に分散されていく。
④女性は紫から赤にかけての色、男性は青系の色を好む。
⑤女性は淡いトーン、男性は鮮やかなトーンや暗いトーンを好む。
⑥女性の好みは分散しているが、男性は特定の色に集中しやすい傾向にある。

ちなみに、毎日の気分によっても、人間の行動は、色に現れることがあるとスイスの心理学者のルッシャーは述べます。気分が良い朝は明るい服をきたり、体調が優れない日は、暗い色を選ぶという傾向もあるそうです。

自分に合う色を早いうちに見つけ、色によって自分をコントロールしてみるのも私はアリかなと思ってます。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!
ちなみ次回は、発達心理学についてお話しできればと思ってます!


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