共生社会
私は、人に頼るのが苦手で
何でも一人でやらなければいけないって思ってた。
仕事も、生活も。
だから、苦しくなるし。
この人には負けないっていう、ライバル心みたいなのが芽生える。
相手が出来て自分が出来ない事が悔しくて
相手が誉められると妬みの感情が湧く
そして、そんな感情を抱く自分が嫌いになる。
「共生社会」とは、様々な人が分け隔てなく暮らしている社会と定義されている。
だけど、私はこの定義があまりよくわからなくて
分け隔てなくって、どんな事なのか?
人を支えるのか?支えられているのか?支えてあげるのか?
自分ひとりで何でもやらなければいけないって
思ってきた私には、想像もつかない。
でも、最近少しわかったような気がする。
「共生」とは、
自分に足りないところを誰かが補ってくれるっていう事。
自分ひとりだったら知る事・見る事が出来ない物事に気づける。
一人の視野だった物が、それに関わった人の分だけ視野が広がる。
それに気づくと、ライバル心ではなく
尊重の感情が芽生え、自分一人ではわからなかったなって。
同じ事をして、秀でるのではなく
それぞれが違う事をして、秀でる。
そして、一つのゴールを目指す。
そうすると、自然と自分には何ができるのか?と思うようになる。
特性がある・ないではなく
男・女とかでもなく
子ども・大人でもなく
一人の「人」として
その人と、お互いに足りないところを補いならが生きていく。
それが私なりの「共生社会」。
少しでも暖かい社会になるように。
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