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雑記帳

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日記とたまに詩の思い出話も。
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説明し忘れていたこと

説明し忘れていたこと

見出しの画像や詩の最後に○○歳の○○と書いていますが
そういえばこの説明をしていなかったので
少しだけ説明を。

○○歳というのはその詩を描いた年齢で
その後ろの○○はその年齢に沿った言葉
30代くらいからは
そういう年になりたいという思いが込められています

たしか、これを始めたのは25歳くらいでしょうか
少々記憶がとんでいますが、そのくらいだと思います

20年分くらいあるので
少々長いですが

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お知らせ

お知らせ

これから
これまで公開した記事を手直ししてゆくので
お時間いただきます。

これを機に
過去作品も読んでいただけると嬉しい限りです。

よろしくお願いします

秩序

秩序

時々、
ふと考えることがある
人間ひとりの存在ってなんだろうって

たったひとりで
何が出来る?何を変えられる?

変わってゆく社会
変わってゆく核心
変わってゆく感情のなか

変わらないことなんてないのかもしれない

少々変わっても
誰も気づかない 気づこうとしない
変わり果てた姿を目の当たりにして
気づいたふりをする

そして
他人のせいにする
社会のせいにする
時代のせいにする

自分には関

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2022年、最後の日に

2022年最後の日
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

私は相変わらず
普段通りゲームをしていると思います

2022年もいろいろなことがありました
胃をこわして短期間入院していたり
そろそろ年齢に沿った食事や運動なんかを
考えなければいけないと思っているところです

一番印象的なことは
ワールドカップですね
夜中おそくまで起きて応援したこと
感動と元気をもらえたこと
(実際、調子を崩していまし

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Yes or No

誰かを信じるという行為は
どこか不思議な感覚で
神秘的な何かを持っているそんな気がする

信じることで
救われたり
信じることでしか
手に入らないものもある

誰かに裏切られるという行為は
悲しみにあふれているけれど
仕方のないことなのかもしれない

私たちは
噓をつくなと言われて育てられ
人に迷惑をかけないようにと
正直なきもち、
素直な言葉がいいことだと教えられたけれど

実際はどうなのだろう

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空白

空白

その日は妙に調子が良くって
朝から笑えたんだ

昨夜、おまえと酒を吞みながら

好きな音楽の話
くだらなさすぎて笑える話
愚痴なんかを時折こぼしながら
その合間に真剣な話なんかを
熱く語りながら何時間も過ごした

まるで、たばこを吸うように
日常のうっぷんを口から吐き出して
そして薄れていって
きれいな感情になったものを再び飲み干した

得ていき続けたいもの
守り続けたいもの
信じ続けたいもの

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【詩のはなし】20歳のとき描いたふたつの詩

【詩のはなし】20歳のとき描いたふたつの詩

20歳のころ
とにかくわたしは
現実と非現実的な世界のあいだで
いきていた

その時に描いたのが
「闇にまぎれて」と「曖昧」のふたつの詩

離人感という症状が出始めたのはこの頃で
毎晩、足が宙に浮いている様な不思議な感覚のなか
深夜の住宅街をあるいていたことは
今でもきちんとおぼえている

たどりつく場所は近所の公園で
途中に自販機で缶コーヒーを買って
公園のベンチでたばこを吸って帰る
ただ、それ

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詩のこと

詩のこと

詩を初めてノートに
書いてみたのは14歳の頃だった
周りの女子たちのあいだで詩を見せ合いっこするのが
流行った時期で私もそれに便乗した。

今もそのノートは手元にあって
たまに眺めてその時期のことを思いだす
なんでも取っておく性格でよかったなあと
こういう時は思う

それから数年後には
ノートに書くよりも
パソコンで書くことが増え
A4用紙に印刷してファイルにしてある

なんでも取っておく性格のお

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非現実

非現実

未来を思い描くことは
どこか非現実的な気がしてしまうのよね

加工した写真は美しいけれど
非現実な世界に思えるのよね

紫陽花

紫陽花

梅雨になると
庭に紫陽花が咲きはじめた

紫陽花は土の
アルカリ性とか何とかの違いで
色が変わるらしいと聞いたことを

不意におもいだした。

いさぎよく

いさぎよく

6月。
庭に一輪だけ咲いていた
薔薇の赤さに心が弾かれた

いさぎよく
咲いているようにみえたのは

もしかして
いま、自分が優柔不断だからかもしれない。

心のトンネル

心のトンネル

ずっと待っていた
この場所から連れ出してくれるほど
受け止めてくれるひと
この手のひらを握りかえしてくれるひとを。

誰かあたしを導いて
安心して眠れる夜があるのなら
そこへ連れて行ってください

14歳の時に書いた詩。
心のトンネルはいつか出口が見えるよ。
そう誰かが言っていたけれど
20年くらい暗く暗いトンネルを歩いていた
それが長いか短いかの判断は置いておいて
心のトンネルの出口が見える日は

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こどくという詩

こどくという詩

たしか書いたのは20歳くらいだったと思う。
この詩を読んで振り返ってみると、少し淋しい気持ちに今でもなる。
17歳くらいのときのことを書いたものだけど
中学生の頃から
ひとりでも誰かいてもどっちでもよかった。
多分、それは周りにいつも誰かが居たからだ。

結果、
私は孤独ではなかったのかもしれないけど
孤独だったのかも知れない。

孤独の意味って難しいよね。

周りに誰かいるから孤独ではない
とは

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【詩】本音

【詩】本音

君に理解してもらいたいからと
試すような言動ばかりしてきた
信じてないわけじゃないんだけど
君にしてみれば信じてもらってないってことになるんだろうね

自分でさえもわからなかった
本音のことばが次々とあふれだしてきて

それでも笑おうとする君のかおを見たとき
初めて傷つけてきたことに気付いた

辺りがやけに静か
頭に響く言ってしまったことば
次のことばを見失う

君のなみだが教えてくれた
君の本音

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