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詩のこと

詩を初めてノートに
書いてみたのは14歳の頃だった
周りの女子たちのあいだで詩を見せ合いっこするのが
流行った時期で私もそれに便乗した。

今もそのノートは手元にあって
たまに眺めてその時期のことを思いだす
なんでも取っておく性格でよかったなあと
こういう時は思う

それから数年後には
ノートに書くよりも
パソコンで書くことが増え
A4用紙に印刷してファイルにしてある

なんでも取っておく性格のおかげで
こうして過去に描いた詩も
誰かに読んでもらうことが出来て
よかったなあと更に思う

いちばん影響を受けた詩集は
江國香織さんの「すみれの花の砂糖づけ」という詩集
その詩集を読んだときは衝撃的だった。

詩を描くとき
わたしは特に何も考えていないので
よく失敗をする。
特に何も考えてないので
更に失敗をかさねる。
でも、少しこだわり的なのがあって
ひらがなを多めに使いたいとは考えている

20年以上詩を描きつづけているけれど
本格的に詩を描くようになった15歳のころの詩は
ずっと越えられないと思う
それが私の詩を描く原動力だと言っても過言ではない
だから、まだまだ描けるのだ
描くペースは落ちているけどね?

あの時、
詩を見せ合いっこすることが流行って
それからずっと書きつづけているのは
自分だけだろうと思うけれど

詩というものに出逢えてよかった。




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