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音声配信をプラスして、女性の目線で「働き方を生き方」を考える

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企画を立ち上げました。 世の中に必要とされない情報は外の世界へはでてこない。それが競争社会の厳しい現実です。 だから、いつかあなたが「ああ知っていたら」「…私のせいじゃなかっ…
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2023年3月の記事一覧

【介護】89歳を祝う。

【介護】89歳を祝う。

もう外はいい…

- そんなこといわないで、たまには外で食事しようよ。

- 足、痛むの?

足も痛いけれど…

こんなに年なのに。もう人中で食事するのは…

- なにいってるの、そんな理由だったら絶対に行こう!

そんな会話の後、母に明るめの服を選び、薄く紅を引くと、タクシーでレストランへ向かった。

今日は母の89歳の誕生会。

既にお祝いは家で済ませてはいた。

けれど今年はなんど尋ねても欲

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イオンで買う。その訳は。

イオンで買う。その訳は。

日常の買い物のお店を選ぶだけで、わたしたちの暮らしは変わっていくかもしれない。

同一労働同一賃金3月9日、NIKKEI Business Dailyのこんな記事を目にした。

と。

そして本日Yahoo!Japanニュースでこんな記事が流れてきた。

と。

なんと画期的なニュース!

これは女性に該当する同一労働同一賃金の話!

まだ入り口だけどもちろん、まだ変革の入り口ではある。対象は一部

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少子化にはやっぱり訳がある

少子化にはやっぱり訳がある

急に子どもの数が減ったというわけじゃない。

減るってことは、ずっと前からわかっていた。

先送り今朝、新聞の整理をしていたら面白い記事を見つけた。

そこには、この国が少子化対策が後手後手になった理由が書いてあった。

ご紹介してみたい。

なるほど。

このままいけば少子化が進むって分かっちゃいたけれど、とりあえず現状維持で…

そんなふうにして国はこの問題に触れてこなかった。

それは本腰を

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男女の賃金格差とメンタルヘルス

男女の賃金格差とメンタルヘルス

どうしてこんな仕事しかさせてもらえないんだろう…

どうして総合職になれないんだろう…

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?

働くことAAUW(American Association of University Women)によれば、男女間の賃金格差は、女性の収入に影響を与えるだけでなく、メンタルヘルスにも大きな影響を与える可能性があるという。

もちろんこれは有り余るほどの経済力があって

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アメリカと日本の「解雇」の違い

アメリカと日本の「解雇」の違い

リストラの嵐が吹き荒れているGAFA。

それがずっと気になっていた。

GAFAの解雇2023年3月7日のBloombergによれば、昨年11,000人の人員削減をしたメタは、さらに数千人の従業員を削減する予定だという。

もちろんこれはメタだけではなく、AmazonもTwitterも状況は同じ。

人員削減の理由

NHKのサクサク経済Q&Aでは人員削減の理由を以下のように説明している。

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どうして国際女性デーなの?

どうして国際女性デーなの?

今日は国際女性デー。

だから?

そんな声が聞こえてきそう…

新参者たち国連は1975年の国際婦人年に世界行動計画を発表している。

それは、このままじゃいけない、だからこその行動計画。

どういうことかといえば、1960年代に労働市場に女性が急速に参入した。

だからこそ、国連は女性たちをなんとかしなくてはと動きはじめたのだ。

つまり、女性が男性の職場に遅れて参加したのが1960年代だった

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女性に認められている法的権利が、男性の8割弱という現実

女性に認められている法的権利が、男性の8割弱という現実

今年も世界銀行の調査結果が発表された。

日本は経済的権利をめぐる男女のバランスの悪さが先進国の中でまたまた悪目立ちした。

世界銀行ところで、このジェンダー平等の調査結果を世界銀行が発表している。けれど国連やILOが発表するというのならわかる。ただいったいなぜ銀行がそれをするのか、そこがどうにも不可解なのだ。

で、調べてみた。

すると世界銀行はジェンダー平等がスマートな経済学であると考えてい

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公表せよ!男と女の賃金を数値化する

公表せよ!男と女の賃金を数値化する

時代の流れが加速している。

いや、ようやくこの国の水も流れ出した、といった方がいいだろう。

日本政府が動きはじめた。

男女賃金差の開示2022年7月以降、男女の賃金差の開示が義務化された。

対象となるのは働く人が301人以上の企業。

東京労働局によれば、2022年7月8日、女性活躍推進法が改正され、企業の全労働者、正社員、パート・有期社員の男女の賃金差の開示が義務化された。

男性の賃金

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「子どもの数」は社会の答え

「子どもの数」は社会の答え

日本の女性は子どもを産まなくなったといわれる。

ただ韓国では女性が本当に子どもを産まなくなった。

一人の女性が何人子どもを産む?合計特殊出生率なんて言葉がよく使われる。それは15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの。

その合計特殊出生率、国の人口を維持するるために必要な数は2.06以上といわれている。

ところがABCニュースによれば、日本の合計特殊出生率は2020年には1.33で

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