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闇落ちと純愛。純愛って怖いしファンタジー、故に存在しないなって。 ※個人の妄想映画日記

※ 「純愛はこうです!」と断言するものではなく、あくまで私が考える純愛(こういう考えが、私的にはしっくりくるな)をふわっとお話ししています。

人によって純愛の定義は異なりますので。


私はですね、「はたから見たら "それって闇落ちでは?" "大丈夫か?" "やめとけよ" と思う愛こそ純愛のようなものを感じる・・・」な〜んて思ってて。


そしてそう考えると、純愛ってこの世に存在しないと思うのです。そう!ファンタジー!

純愛は、考えようによってはおぞましくおっかないものとも思う。


はたから見たらそれって闇落ちでは?と思う愛に実は純愛は隠れているのかもしれん、なんて思ったり


🚨 全然説得ある話じゃないですからね!ただの一個人の妄想ありありの日記ですから!汗汗! 🚨


純愛ってなんだろね〜 現時点で私が思う純愛のフワッとした定義

純粋な愛・・・

冒頭からお話ししたように、側から見たら「闇落ちじゃん」「やめておけ」「なんであえてその人??」と思う場面に、実は純愛って隠れていそう、なんて思っています。

立場、地位、見た目、常識、道徳、自分への見返り。これらを考慮しない状態で、それでも相手に惹かれるもの。

通常、恋愛する上でそれらの要素は確実にまとわりつくと思います。私たちにまとわりつくものであり、且つ私たちを常識的に止めるものでもある。

これが悪いわけじゃなくて、こういうものであり、これが普通だと思ってる。

で、これらを取っ払ってまで好きを貫いてしまう愛、そこに純愛がある気がする。

そして、そう考えると純愛ってこの世に存在しないし、ファンタジー!!!


例えば、いまパッと思いつく事例として

呪術廻戦0の乙骨の状況。
セリフで純愛って言ってましたけど、ほんとあの闇落ち感が純愛に近い気がするのです。

それと鬼滅の刃ってアニメで、梅がギュウタロウを選んだシーン、これがもし兄弟でなければ純愛に近しいものを感じていたなって思った。あれも闇落ちと思うので(結果として2人はネズコの火で救われたような気もするけど)


考えれば考えるほど、この世に純愛は存在しない・・と思う理由

(何さっきから訳わかんないこと言ってやがんだって感じでですが・・笑)

上記の私のフワッとした純愛定義に当てはめて考えるとします。

例えば、先ほど言った「やめておけ」と思う現実的な事例。


例1:Aという人がBを好きになったとする。Bは山奥でサバイバル生活。めっちゃ生きずらそう。周りからは「やめておけ」と言いたくなる。でもAはBに何か惹かれるものを感じ一緒に生活、とか。


例2:Aという人物がホームレスのBを好きになったとする。周りからは「やめておけ」と言いたくなる。でもAはBの何かに魅力を感じ、一緒にホームレス生活することになる。でもAは幸せ。


だけど、上記2つの例で判断し難いのは、見返りが絡んでいそうな場合があるということ。例えば過去のトラウマや経験から、"相手が自分の何かを満たしてくれるから好き"、ってケースもめっちゃあるので。

そうなると純愛じゃない。


例えば例3↓(見返りあり)

例3:Aという人物が、ものすごい嫉妬心のヤバ思考の持ち主Bのことを好きだとする。ダメな人物にどんどんハマってしまうあれ。やめておけ、とまわりは思う。

この場合、嫉妬心は普通に考えたら厄介な感情ですが、"嫉妬されるという、相手からの独占欲で自分への愛を確かめる"人もいます。これって相手が "愛されてる自分" を感じさせてくれる、そういう見返りがあるから好きになる。

だから、この場合「やめておけ」事例だけど、純愛じゃない。


こんな感じで、まわりが「やめておけ」と思ったり「闇堕ちでは」な状況に純愛に近いものを感じるけど、突き詰めていくとそこには見返りだったりが絶対にあると思う。なので、この世に純愛はない、と私は勝手に思っているのです。

あくまで私のふわっとした定義です!!!
信憑性はないです!個人の妄想ですから!!笑


ブログで掲載している、純愛要素がある映画だと下記(ネタバレあり)

アニメだと先ほど言った呪術廻戦0が一番近い気がする。

それ以外の実写ですと・・・


(※ネタバレします)


上記のふわっとした定義に当てはめますと、下記映画が純愛に近いなって。これぞ純愛!って感じじゃなくて、ちょっと近しいな程度なんだけど・・・

シェイプオブウォーター

なんでかというと、イライザは相手を選んで水の中に消えていく。はたから見たら「あんた人間なのに、そんな得体の知れない存在とどう生活していくの?そんなの生き辛そう、やめておけ」と思うけど、

イライザ は半魚人を選ぶのです。相手は人間じゃないのに。

(この映画では、もしかしたらイライザもその存在と同種だから惹かれている、という可能性もある)


以上です!


もっと「これだよ!これぞ純愛ってやつだよ」って確信めいた発見を味わいと思うのですが、なかなか・・・。

そもそも私の定義がおかしいのかも。

あとがき(こんな純愛みたいな作品が観てみたい)

なんかこう、「行くよ、君の世界に(闇に)」というセリフがずっしりくる感じの作品はないのかな。

今のところ呪術の乙骨くらいしか思いつきません・・

例えばドロっっっっどろとした暗い闇の世界で生きる妖怪人種のA(容姿端麗ではない)に対して、親からそれなりの愛情を受けて日常生活に何不自由ない極々普通の常識的人物Bが恋をしたとする。


2人はやがて恋愛をしたのち、選択を迫られる時がくる。


Aさんが言う:
「Bさん、あなたは普通の世界で生きて。私には私の世界がある。この世界はとても暗く辛い。あなたには合わない、あなたはいい人だ、まわりから愛されている。この世界の苦しみをあなたが背負うメリットはどこにもない。さようなら」


Bさんが答える:
「Aさんがなんと言おうと私の気持ちは決まっている、あなたの闇の世界に私も行く、一緒に闇に呑まれましょう、一緒に闇に堕ちましょう。それが私の望みです」


という究極の闇落ち。そして死ぬ。みたいなシチュエーションはないのですかね。

そういうところに純愛は隠されているのかも、なんて思ったり。

私のふわっと定義による純愛は、今の私たちの価値観で考えたらとてもとても恐ろしいもの・・・なんて思ったり。


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