スピリチュアル童話【無限ハッピーエンドストーリー】

（※このものがたりは、たった30秒で読めてしまいますが読み終わるためには無限の時間がかかります）

むかしむかし、あるところに
（※ここにあなたやご家族、あるいは誰かの人生を当てはめて下さい）

と、人間界へヒトとして降り立った神さまはそんな人生を送ったのでした。
その人生を終えると神さまは夢から醒めたように思い出しました。
自分が神の力と記憶を消し、ヒトとして人間界へ転生していたことを。

そして今回の人生もまた一段と苦難に満ちて楽しかった、と満足でした。

なんといっても神さまは万能存在です。
そのため神界では"真なる苦難"を何ひとつ体験できません。
つまり神さまは人類の誰より不自由だったのです。

――さぁ、次はどんな人生になるだろう。
いっそう苦難に満ちて神を呪う人生になってもそれも貴重な魂磨きだ。
人類全ての人生を人間として全員分生きるまでこの営みはやめられない。

神さまは記憶を消し、また人間界の好みの時代へ転生していきましたとさ。
めでたしめでたし。
（※冒頭に戻る。神さまが人間としてすべての人生を生きるまで）