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雷で発電はできるのか⚡調べてみました

皆さんは、雷をうまく発電に使えないものかと考えたことはないでしょうか?

私も気になったので少し調べてみました。

まず、最初に雷の電圧ですが、どうやら約1億ボルト、またはそれ以上になることもあるようです

一般的な家庭用の電圧は100ボルトですので、その100万倍ということになります。また、「君の瞳は10000ボルト」という曲が昔ありましたが、その「君の瞳」よりも1万倍強力ということになります…(^_^;)

しかし、一方で雷の電気が流れる時間は一瞬です。

家庭用電化製品では、W(ワット)という単位が使われていますが、

W(ワット:電力)=A(アンペア:電流)×V(ボルト:電圧)

という式で表されます。

そして、消費電力は、Wh(ワット時)という単位で表され、例えば1Wの電化製品を1時間使用した場合は、1Whになります。

雷は1億ボルト以上の超高圧で時には10万アンペア以上の大量の電流が流れるので、瞬間的には100億キロワット以上の電力に相当するエネルギーを放出しますが、電流が流れるのは一瞬で、現時点ではそれをうまく蓄電する方法がないため、電力として活用するのは難しいようです。

また、どこに落雷するか分からないという不確実性が高いことも、電力としての活用が困難な要因の一つみたいです。

雷は時に人間にも猛威を振るい、その強力なエネルギー故に、命に関わることもある大変危険な現象です。

雷鳴が聞こえたり、稲光が見えたら、すぐに建物や車の中に避難するなど、身を守る行動を心がけることが大切です。

▼参考「雷から身を守るには」(気象庁ホームページ)https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html

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