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直立桜樹 オモイガワ(._.)

花見に行ってまいりました。

山に。

以前ご紹介した、高麗山です。

「平地で4時間歩けるようになったら、リハビリの仕上げに行こう」

とこの2か月雌伏の時を過ごしていましたが、ついに一昨日行ってまいりましたぞ(*‘∀‘)

結論から申しますと、以前の3時間コース(自転車40分含む)で全く痛みは出ませんでした。

ありがたいことである。

ところで当方、

同じ山を歩く

のが大変好きである('ω')。いや、山に限らず河原でもでっかい公園でもなんでもいいんですが、一年を通じて同じところに何度も通うのが好きです。

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まず色が違うw

最初は2月、リハビリの途中で3月、一昨日は4月、全く色が違いますねえ(*‘∀‘)こんな黄色の花はなかった。あと今回気づいたのは、

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草は「なにかのフチ」に生えるのが好きらしい

ということです。広々としたところがいくらでもあるのに、どうも石や倒木のフチが好きらしい。あとは人間が踏むからかもしれませんが

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「斜面・側面」が好きらしい

のも目に付いた。日当たりの関係もあるのでしょうか?面白いですねえ。このように、季節によって自然物のディテイルがまったく変わってくるので、この楽しみは

同じとこに何度も行かないとわからない

のですね(*‘∀‘)

余談ですが当方、荒川区に住んでいた折、荒川河川敷をほぼ毎日走っていて3,4年分は雑草を観察しました。同じとこ走ると脳みそがヒマなのでなんか違いを見つけたがるんでしょうね。この実感があったから後輩アシスタントに「自然物の練習方法は」と聞かれたとき

河を走ると上手くなる

と伝えたのですが、実践してはくれませんでした(笑)(^^;)

余談終わりで、一昨日当方一番目を引かれたのがコレ(._.)

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燃えてるのかと思った(-"-)

…コレは当方の写真の腕の問題で、フツーの葉っぱに見えるでしょうが…あんまりにも見事に日光を反射しているので一瞬「葉っぱ自体が発光・燃えてる」ように見えました。「みの火」っていう妖怪がいますが、なるほどこういうことかと思いまするぞ。山中の見事な光は火に見えます。草冠に明るいと描く「萌」の字を「もえる」と読ませた人間に当方は満腔の経緯を払うものである。

以前も描きましたが、夜中の電灯に照らされた葉っぱとかが好きです。なんとかあの「ハッとする感じ」を絵に描けないものかのう(-"-)

さて花見ですが。山の中は桜が違ってソメイヨシノではない。おお、見えてきたぞな(*´з`)

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どうもですね、当方「桜並木」というのが少し苦手です。ただでさえ派手な桜を、

そんなに何本も並べることはないだろう

と思う(笑)あれがザザっと散る様は確かに壮観ですが…なんといいますかね、

演出過剰な感じ(笑)がする(;'∀')

歌舞伎じゃないんだから。それに比べて山桜、雑木林の桜は一本でもはっきりとした輪郭があって当方の好みであります。

さて桜といえば幹はにょろにょろ、ぐねぐねしているものだ。当方もそう描きますしアシのセオリーwですらある。が、ここんちの桜は

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えらくまっすぐです。

つくーんと3階建てくらいまで上に伸びて、花びらも高いとこからゆっくりゆっくり落ちてきます。イカス('ω')

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「オモイガワ」なる桜だそうですが、名前もイカス('ω')

なるほど、まっすぐな桜もあるのだなと、またひとつディテイルを獲得して帰路に就こうと思った当方の目に、

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む。

これは。ガサガサガサ(近づく音)

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どこにもつながっていない階段、いわゆるトマソン

ではないか(笑)!

こんな山中に、しかも大物w。

新たな謎を抱えて、当方はゆっくりゆっくり山を下りたのでありました(._.)

お粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ



直立桜樹




(追記)

これで歩く方のリハビリはひと段落!あとは座業リハビリです、来週あたりからまた副業アシを再開しようと思います('ω')

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)