マジメなマジメなコカンの話

当方、まだ記事が１８禁になったことないんですけど。

こんなタイトルだとなるんですかね？…なったら面白いなと思いつつ、

最初にいっときますが全く色っぽいお話ではないです(._.)

あしからず。

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いぜん作った、介護・栄養マンガの紙の本ですが、

会社のエライ人から「量産して各介護事業所に置くがよい」との許可が出ました。

社内の話ですが、なかなか研修ができない管理栄養士さんは喜んでおります。ネットに上げておくだけより紙の方が断然読まれるのは実証済みなので、これは嬉しい一歩です。

これも紙の本を作って遊んだところからの派生ですから、noteから仕事になった一例です。紙本指南してくれた皆さん、ありがとうございました<(_ _)>

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本日はこれに関連して、あまり世に語られぬ、

介護マンガ描く時のちょっとしたナンギなお話

を致したい。

介護マンガは医療や法律的知識が間違っていないようにとか色々気をつける点がありますが、そこは専門家のチェックを受けるとして。マンガ家が気を使うのは絵についてであります。例えば

コケそうな人を描くのって、難しい(._.)

いえこういうデフォルメじゃなくて(^_^;)

こういうの、です。（たぶん気の小さい介護職員さんはいま「ヒヤリ」としたと思うｗ）特に一枚目なんか怖いと思いますが、これなかなか描くのが難しいのです。苦労します。これらのポーズにこういう情報を入れているからです。

こういう姿勢はリアルに描けないと、介護マンガとして役に立たないと思うので特に気を使っております。これもまだまだ一例にすぎず、実際は病気や人それぞれのクセでもっともっと変わるわけですが…。

やはり大事なのはコカンであります(._.)

腰、足の付け根のあたり。ホネで言えば骨盤。ここの変化をちゃんと見ないと書き分けもできません。

骨盤って動くんですよね、かなり。

理学療法士の方は骨盤が「倒れる」「立てる」などと表現する。

・・・

どっちがどっちだ(^_^;)

（※だいたい不自然な方を「倒れる」まっすぐに治すのを「立てる」と言っているらしい…です）

これが不自然であることをしっかり描いておけば、

どうでしょう。姿勢が悪そうですが、なんとなく悪そう、から一歩進んで

くらいのことはパパっと出てくるようになります。なので

コカン・コツバンをよく知り、また観察する必要がありまする。

…ただこれ絵に描くのはかなりナンギで、正直プロでもちゃんと描いてない（描けない）人けっこーいると思います（小声ｗ）。

正直申せば当方も介護やるまで腰なんぞいい加減に描いていた（笑）

かるく遍歴をかけばこんな感じです。

棒人間→顔だけは描ける→適当だけど全身描く…という、まあよくあるパターンを通ってきました。今の若い子は大変絵が早熟ですが、当方高校生くらいまで棒人間で描いてましたよ（笑）

んで、こうテキトーしてると複雑な肩や腰がなんか変なまま行きます(^_^;)

まあ腰なんかズボン、あるいはぱんつ、でした（笑）

ほら、プラモとかでもそうでしたので…

でもよく見ると腰のつくりはぜんぜんぱんつじゃないんですよね(^_^;)

これは人体模型図マスオ君（久しぶりだｗ）をみてのスケッチですが、腰骨のでっぱりからもうすでに足である。これがヒザくらいまで続いています。

（腰に注目）

これが後ろからとなるともっとぜんぜんぱんつじゃなくて、

カ〇コンの格闘ゲームの女性キャラって、なんかハイ・レッグな衣裳が多い。チュ〇リーもキャ〇ィもレイ〇ボーミカもリ〇スもエ〇ナもみんなそう…例外描いた方が早いなｗんで、フトモモが非常にたくましい。西村〇ヌさんの絵は特にそうですが…。

大げさにいえば腰骨はあれが正解なのですね(._.)

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というわけで、当方介護マンガ家をやることになってから、一応ちゃんとした骨格のお勉強と、あとそういうゲームキャラの動きの表現法などを改めて観察したものでした。まあ参考にならんゲームの方が多いんですが…（笑）

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それからしばらくして。日々意識していると、やはり道は開けるものです。仕事熱心な当方の目に

コカンならこれだ！という作品

が飛び込んできました。

これは介護マンガ家ならずとも、ぜひ一読をお勧めしたい。…というか有名作品なのでもうすでに読んだ人も多いでしょうが、若い方はきっとまだでしょう。その作品とは、

「それは　まぎれもなく　ヤツさ♪」でお馴染み、

寺沢武一先生『コブラ』であります<(_ _)>

もう、こうやって表紙を見ただけで「確かに…」とつぶやいておられることでしょう。

人体デッサンが正確でカッコイイのはもちろん、ほとんどのキャラクターが体にぴったりフィットしたコスチュームを着ていてわかりやすいです。名作をチャカしたくはないですがあえて言いますと、

女性キャラの腰から下はだいたいぱんつ一丁である。

非常に腰骨の高さがわかりやすいのです。またさまざまなポーズ、アングルが描き分けられているために、骨盤が立ったり傾いたりしているのがよくわかります。（…ただ、どんな美人キャラも「レディ」以外大体すぐ死ぬのがサミシイところではある(._.)）

最大のライバルキャラ・クリスタルボーイ（通称クリボー）に至ってはホネが丸見えのデザインです。

当方は介護職員になってからこの名作に触れたので、２重３重に驚きました(^_^;)。ことあるごとに読み返す一作であります。

昨日も夜中に読み始めて、寝そびれました。

…なのでそのまま体操に行って、いまさら眠くなってきましたが…

なにはともあれヒジョーにおススメであります。

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マジメなマジメなコカンのお話、お粗末でございました<(_ _)>