まる。夢はエッセイ本を届けること。

23歳|東京|社会人1年目の記録 #フリーランス #一人暮らし #内定辞退 #社会人…

まる。夢はエッセイ本を届けること。

23歳|東京|社会人1年目の記録 #フリーランス #一人暮らし #内定辞退 #社会人一年目 #日記 #hsp #infp

最近の記事

  • 固定された記事

店長に怒られて始めた一人暮らし

「あなたね、いつまでも親が養ってくれる年じゃないよ?」 都内のカフェで店長と向き合った席の前で私は大号泣した。 HSP(繊細さん)気質を持つ私は緊迫した空気や本音を言う時、自分の失敗を認める時などなど、涙が出やすいのだ。 大学3年生の秋、入学当初からバイトしていたパン屋が潰れて、ずっと収入がなかった私に友達が同じバイト先を紹介してくれた。友達は私に「ここは個人経営のお店で普通のバイトと違って経営のこととか学べると思うよ」と言った。なんでもかんでも成長したい!という安直な思

    • アドバイスではなく、心で聴く

      「最近こういうこと悩んでてさ」 「こうしたらいいんじゃない?」 とすかさず言うやつが苦手だ。 人と人がコミュニケーションをとるのにいくつか種類があると聞いたことがある。情報共有、感情共有みたいな。 大体の女性が悩みを相談するとき、ヤフー知恵袋のようなベストアンサーは求めていないことが多い。つまり感情を共有して、痛みを半減したいだけなのだ。(そうでない場合もあるから男性は頭を悩ませる) しかも相談相手も人間なのもので、話を聞く余裕がある時もあればないときもある。つまり共倒

      • ほとんどの人は先人の代用になって人生が終わる

        唯一無二になりたいというのに、新しいことを嫌う。 これは人間の生命と関わっている。これだけ長年生きてこれた人間は、危険察知能力が備わっているのだ。新しいことは危険を伴う。例えば新種のキノコを食べたら死ぬかもしれない。でも新しいキノコを誰かが食べなければ、それが松茸で高級なきのこだとは誰も気づかぬままなのだ。それが高級でなくても、今までの品種が絶滅したら新しい品種、食物を探さなければならない。新しいことに触れることはリスクではあるもの必要なことだということが分かる。 新しい

        • 22歳が知る、既婚者の合コンとは。

          「既婚者の合コン」 夜スーパーから住宅街へ自転車を走らせていると、酔っ払いであろう成人男性3,4人ほどが道の横で立ち話をしていた。少し前の話だから、外見は覚えていない。でも確かに自転車を走らせて横切った瞬間に聞こえたこの二つの単語。「既婚者」「合コン」。この相反する言葉を口にしている、ここにいる男たちの奥さんを召喚して説教されてほしい。いや、そもそもこんな無駄話をここでしている時点で一人身かもしれない。もうそうであってくれ。 世の中にありふれた言葉でこんなにも違和感を感じ

        • 固定された記事

        店長に怒られて始めた一人暮らし

          夫婦円満の秘訣を娘が考察してみた

          私の家族は仲が良い。そう思ったのは高校2年生の時だった。 【私】ご飯食べる時はTVでYoutubeを家族で見てるよ。まあお兄ちゃんはあまり興味なくてすぐ部屋に戻っちゃうけど(笑) 【友人A】え。それって仲いいね。家族で共通の趣味があるとか羨ましい 私とその友人Aは目立つのが苦手で、学校には8時くらいに来て話すようになった、すみっこが好きなタイプだ。そんな何気ない会話を大学を卒業した今でも覚えていた。 母も私と似ている、もしくはもっと控えめな性格で美術部にいるようなタイプ

          夫婦円満の秘訣を娘が考察してみた

          心配される私と心配する他人

          最近周りからよく心配される。両親、友達、バイト先の人。 友達の家に財布とカードを忘れた。 コワーキングスペースに仕事をしに来たのにパソコンを忘れた。 仕事でわからないことがあってうまく進まない 家の水道水がまずい話を実家でしたら、父が母に浄水器を買ってあげる話をしていたらしい。 そんなに心配される要素がどこにあるんだろう。これでも一人暮らしで生活できているのに。 家族は好きだけど、実家で生活するのは意外と窮屈だなと離れてから知った。何か作業に取り掛かろうと思ったタイミン

          23卒、入社直前に内定辞退

          2023年2月末、今月最後の出勤日だった。あることでずっと頭を悩まし続けて、ここ一週間ずっとお腹が痛い。この日は午後からの出勤で、到着したらみんなオフィスで休憩をしていた。近くにいた人に挨拶して、すぐさま社長を見つける。おはよう!とあちらからいつもの元気な挨拶が奥の方から聞こえた。「おはようございます」と返し、私は荷物を置きながらずっと社長を目で追いかけ、話しかけるタイミングを待っていた。 勇気を振り絞って声を掛ける。「今日仕事のあとお時間ありますか?」と聞くと、「このあと