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【読書記録】『今を生きるための現代詩 (講談社現代新書)』

▼作者は1964年生まれの女性。詩人。作者紹介に「公営ギャンブルに人生の時間と情熱をささげる」とあるのが面白い。▼前衛的な詩が複数取り上げられている。それを読むだけでも難解な印象を受けた。▼詩というジャンルが難しいもなのだということを認識させられた。▼わからないことをわからないものとして受け入れる難しさ、理解できないままでいいとは思えない、そのような自分の器の小ささを、この本を通して自覚させられるのである。詩を読むには謙虚さが必要で、それは詩以外の作品を味わうときにも当てはめるべきことなのかもしれない。

『今を生きるための現代詩 (講談社現代新書)』
渡邊 十絲子

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