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すごくつまらない。

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マガジン

  • カフェイン3部作+1

    カフェイン中毒の恐ろしさが書かれています。

  • 飛び降り自殺編

    頭から地面に落ちた人間の記録です。

最近の記事

  • 固定された記事

4年間通っていた大学を辞めました。

はい。辞めました。 決め手となったのは、1月1日に飛び降り自殺未遂の未遂を起こしたこと。 もう少し遡ると、カフェインをodして死ぬのに失敗して、救命センターに入院し、閉鎖病棟に入院したこと。 私と大学との関係の間にはどうしても"死"という"ワンクッション"が挟み込まれていた。 私がどんなに真面目に頑張ろうが、真剣に誠実に学問に向かおうが、死に邪魔されるだけなので全てが無意味だった。 本当に。4年間の全てが。 人生に無駄なことはないというけれど、それは、無駄なことがない

    • 初めて他人を信頼した話(精神科入院日記)

      入院して1ヶ月以上たったが退院できそうにもなく、病棟での生活が当たり前で日常になり、 かつて送っていた日常生活が今では完全に非日常に成り果ててしまった。 人生が自由であることを望んでいたのに、手に掴んだ自由を、自由な生活を、自分を、乗りこなすことができずに、精神科病棟に閉じ込められ不自由を強いられている。 一応任意入院ではあるが外には出られない。 院内の売店には行けるが、売っているものが少なすぎて、わざわざいくほどでもない。 この間、チョコが食べたくなったので、売店に行

      • 精神科入院1ヶ月目(日記)

        精神科に入院してから1ヶ月がたった。 飛び降りの入院を含めたらもう2ヶ月以上精神科に入院していることになる。 退院の目処はまだ経っておらず、さらに病棟内で自傷行為をしたため、外泊すら許されない身となった。自業自得だが。 髪を切りたくて仕方がないし、カップ麺とか食べたいし、あとメイクもしたい。全て叶わないけれど。 最近は長い夢を見るようになった。 本当に長い。睡眠時間の6時間くらい全て夢を見続けているような感覚。不思議だ。 さらには夢と現実の境目も曖昧になり、何が夢で現

        • 4回目の精神科入院(日記)

          一人暮らしはまださせてもらえない、でも実家にいることはできない、ということと、 多分私の頭がイカれ散らかしていることが理由で、7月30日から4回目の精神科入院生活がスタートした。 人生で初めて精神科に入院した時は、 まさかこの後3回も入院することになるとは夢にも思っていなかったし、退院したら(自然と)まともになって治るものだと思っていたのだが、 私の残念な頭は治ることがなく、今回もまたほぼ無理矢理精神科に閉じ込められることになった。 今回の入院は初の精神科単科病院なので、

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        4年間通っていた大学を辞めました。

        マガジン

        • カフェイン3部作+1
          4本
        • 飛び降り自殺編
          2本

        記事

          大学を休学した話

          私は大学を休学するまで、学校を休むことがほとんどなく(インフルエンザなどに罹ることもなかったし、病気になったことがなかった)、 ザ・健康優良児という感じで、健康面に関していえば、割と順風満帆な人生を送っていた。 そんな私が、ほとんどのことは「根性でなんとかかる!うつは気持ちの問題!」と思っていた私が、自分の意思で休学を決意するに至った経緯を(勝手に)話したい。 今まであまり触れなかったし。 そもそも、私が死にたい!と思い、自殺を考えたのは中学生の頃なので、その頃から多分

          大学を休学した話

          私が私を見ている。

          人生で初めて入院した精神科の病棟は、水族館みたいに分厚いガラスがあり、その中で、泳ぐ魚のように私がいた。 水槽の外から魚である私のことはきっと誰も見ることはできない。 もし見えたとしても姿や顔はわからない。 水槽の中から外を眺める。 目を瞑ると現在から過去へ時間が流れてゆき、再び目を開けると、水槽の外の世界の歩道に私がいる。 何も知らずに散歩をしている私がいる。 外の私が立ち止まって上を見上げる。 目が合った。 それからちょうど1年後、私は再び水槽の中にいて、今度は過

          私が私を見ている。

          温かい記憶はどうして手のひらから零れ落ちるのだろう。

          温かい記憶ってどうして手のひらから、サラサラと零れ落ちてしまうのだろう。 人生で数少ない温かい記憶、それらを寝る前に思い出す。 目を瞑って布団をかぶって、私だけの世界になった時、ゆっくりとゆっくりと反芻する。 目の奥で、虹色の雨粒が水面に落ちて、同心円状に広がる。 虹色だけど、穏やかな春の色。 温度も温かくて、暑すぎない。 菜の花が咲くころの穏やかな空気のように、 私を優しく包んでくれる。 記憶は透明な水のように、水色で透き通っていて、それでいて煌めいている。 幼い頃

          温かい記憶はどうして手のひらから零れ落ちるのだろう。

          飛び降り自殺をしたら頭から落ちた話 ②(終)

          (↑は怪我をした私の顔のイメージ画像です。) (↓前編です) 集中治療室から精神科に移った。 まだ脳の感染や病状の悪化の可能性があったため、看護師さんがすぐに駆けつけることができるナースステーション近くの部屋で過ごすことになった。 部屋に入った瞬間、大きな窓から祝祭のような青空と、溌溂とした緑色を放つ山が見えて、綺麗だと思った気持ちの分だけ、憎たらしくて惨めで死にたくなったし、殺したくなった。 精神科に移ってすぐ、栄養士さんと食事形態の話をした。 顎の骨が折れており、

          飛び降り自殺をしたら頭から落ちた話 ②(終)

          飛び降り自殺をしたら頭から落ちた話 ①

          何が原因だったんだろう。よくわからない。 それが病気なのだと思うのだが、やっぱり釈然としない。 釈然としないけど私が飛び降りたことは明らかな事実だった。 - 6月中旬のある日、私はそれまでに抱えていた悲しみや自分に対する嫌悪感、それから、死にたいのにその日も元気に脈打っている自分の心臓が憎たらしくてしょうがなくなった。 そんな気持ちを掻き消すために、 いつも通り処方された薬を飲もうと思ったらその日に限ってどこかに忘れてきたらしい。 6種類の精神科の薬を飲んで無理やり安定

          飛び降り自殺をしたら頭から落ちた話 ①

          薬好きのメンヘラが精神科薬のレビューしてみた。

          精神科ヘビーユーザーなので今まで数多くの薬を飲んできました。本当に。 たくさん飲んで最近ようやく薬が定まってきたので、それを書きたいがためについでに薬レビューをします。 (※これは大昔に書いた記事です。) ※薬の効果は人それぞれです。 なのでこれを参考にせず、自分の身体に合ったものを主治医と選んでください。 レッツラゴ! ①抗不安薬編 メンヘラの友達、抗不安薬。 君がいなきゃ生きていけない気もするし、生きていける気もする。 依存性があると言われているが、私はそんな

          薬好きのメンヘラが精神科薬のレビューしてみた。

          自殺がしたい(のに)。

          怖くなった、私に向けられる生の目線が。 2023年の9月の半ば、私は再びカフェインによる自殺をしようと思い致死量の3倍以上に値する量のカフェインを1分足らずで摂取した。 私は薬なら一度に40錠以上飲める体質なのでたくさん飲むには苦労しなかった。 これで人生が終わると思うともう......喜びに満ちていた。 あれほど欲しくないと願っても願っても与えられている生存の権利、喜怒哀楽、感情、意識、記憶とおさらばできるのだ。 その事実はこの上もなく輝いていて私の心を奪った。 も

          自殺がしたい(のに)。

          人生で1番愛した人へ

          この感情を咀嚼するのも、言語化するのも本当に本当に難しくて、やっぱり愛というものは形がないなぁと思った。形がない上に複雑で、ぐちゃぐちゃでわけがわからないもの。"好き"だけの言葉では語り尽くすことができない、私の持っている貧弱な語彙でも語り尽くすことができない、もしかしたら地球上に存在する言葉をかき集めても、表現することのできないものだと思っていた。 でも、それでも私がこうして語りたいのは、心にずっと燻っている整理のつかない気持ちを言語化して、可視化してなんとか"答え"を出

          人生で1番愛した人へ

          再びカフェインでODをし、地獄を見た話

          あれだけもう2度とやらないと思っていた急性カフェイン中毒狙いの自殺企図を再びしてしまい、またしても地獄をみた。 前回のように無様に助かりたくない一心で、 人気のない場所で薬を致死量以上飲み、 薬が効くまでしばらく地べたに座っていた。 次の瞬間、忘れもしない。 地面に倒れ、血を吐く私がいた。 網膜を彩る赤をじっと見つめて、「あー、3年ぶりに吐血してしまった」などと、ぼんやり考える私がいた。 どのくらい時間が経ったのかもわからない。 視界も頭も真っ暗な中、全く知らないど

          再びカフェインでODをし、地獄を見た話

          朝4時の路地で自殺

          朝、それはそれは強い希死念慮が私を起こした。 首を吊ったあの日のような、抗いようのない希死念慮。 心に鋭い針がたくさん刺さったみたい、痛い。痛い。心が痛い。 心に痛覚はないはずなのに、心が酷く痛い。 その日の朝、何をしたのかはあまり覚えてない。 唯一覚えているのが、駅の近くのスタバでソイラテを注文したら、お姉さんに「パンプキンラテもいいですよ、おすすめです。私いつもこれを飲んでいるんです。」と言われて、じゃあ私もそれにしようと思ってパンプキンラテにした。 普通のラテかと

          朝4時の路地で自殺

          虐待と私

          「どうせ誰もわかってくれない」 この気持ちが常にある。 私の家には父はいないが、母が地元では患者数の多い歯医医院の院長をしている。 私の家は、外から見たらすごく立派で、田舎のトタンのボロボロの家が立ち並ぶ中、ひときわ派手で目立っている。 母はベンツやCHANEL、VUITTONなどの見た目が派手なものが好きでたくさん持っている。 車も一年単位で変えてしまう。もちろん全てベンツ。 大都会の、お金持ちが住むゾーンに母が住めばきっと馴染んでいただろうが、田舎でそれはとにか

          幸せだなぁと思う話(ぼやき)

          つくづく、私は幸せだなぁと思う。 日々生活を送る上で、「あ〜幸せだなぁ〜!」と思う瞬間は少ないけれど、落ち着いてゆっくりしている時間にここ数年を振り返ると、幸せだよなぁと思うのである。 私は22歳まで、"""薄らぼんやり不幸"""だった。 "確かに不幸"ではない理由は、私には仲の良い友達がいたり、家が裕福だったりするからだ。 友達もいない、家もあまり裕福ではなく、さらに虐待までされていたら私は自分の人生に"確かな不幸"を覚えていたと思うし、こんなに長く生きていなかったと思う

          幸せだなぁと思う話(ぼやき)