CX DIVE

4/17(水)「テクノロジーにより進化するコミュニケーションとCXの未来」
御登壇者
ユカイ工学株式会社 青木さん
株式会社Synamon 武樋さん
ハフポスト 南さん

ユカイ工学株式会社概要
 - ユカイなロボティクスで世界をユカイにする。
 - すべての家庭にロボットが当たり前にある世界
 - 去年リリース「Qoobo」 3/30にファンミーティングを行った。
 - Bocco(見守りロボット)お年寄りユーザー増えている。

株式会社Synamon概要
 - VRを活用したプロダクト。
 - 企業とコラボレーションすることもある。
 - ビジネスにVR技術を適用させる。


〜よいCXとは何か?〜
青木さん:マウンテンバイクが生まれた時、引退したロードレーサーと周りの人たちが走りたくて作った。コミュニティの熱量があると良いものができる。この人・あの人がもっと喜んでくれるかな、など考えながら。熱量高く作ることが大切。

武樋さん;VRでコミュニケーションをとっていく。複数の人がいるとコミュニケーションが発生する。クリエイティブな人がどんどんクリエイティビティの高い活動をするための場を作りたい。VR酔いがあるのはちゃんと作り込めていない。直感性、認識によりそうようなVRプロダクト作りが大切。

青木さん:社内でアイデアを出し合う「妄想会」がある。それを試作品としてコンペをやっている。
(製品は)ロジカルにできるというよりも、キモ可愛いとか、個人的にこれがほしい、というコンセプトを大切に。世界を変えたい!とかではなく。
その方が強い共感を得られる。

武樋さん:人と会う価値がもっともっと高まっていく。バーチャルな世界が出来上がっていくとリアルの価値がより高まる。

青木さん:テクノロジーの力でフツウの人が暮らしやすい世の中にしていく。ドラえもんまで行くのは数十年では難しいが、トトロの世界のほうが近いかも。いろんな役割をもったロボットが普通に家にいるなど。

武樋さん:自分がやりたい未来に近づける未来がやってくる。

南さん:人間はどこに向かって行くのか?という疑問がある。

青木さん:テクノロジーが進化して余暇が増えたら子供を増やせばいい。
センサーがどんどん増えて行く。普段スクリーンに触れる時間が長いからこそ、スクリーンのないロボットを作りたい。

武樋さん:5Gがどんどんくる。テクノロジーとのコミュニケーションも活発になる。全てがインターネットに繋がって行く世界。

青木さん:Qooboは尻尾の振り方とか角度とか、そういうのは感性やセンスが関わってくるから、作り始めたチームの感性を大切にしている。作り手じゃない人は口出しをしないようにしている。

武樋さん:テクノロジーが進化していくからこそ、「会えてる自分たちっていいよね」という価値観が出てくるのではないか。

感想
論理的に考えられて、分析されて生まれるモノで数字を作れることもあると思うけれど、感情に訴えかけられたり愛着を持つエモいものは、誰かの想いがギュッと詰まって出来るのだなと感じました。
個人的にユカイ工学さんで行われている「妄想会」が素敵だと思いました。そこからクリエイティブなものが生まれて、考えた人たちがチームとなり、製品化するのは面白そうです。CXを高めるためには作り手(発信側)もワクワクする必要があると思います。

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