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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】防災に備える「防活」は足元から!防災スリッパを今一度考察してみる

災害に備えることを「防活」と言い、認知度が高まっているそうです。自然災害が猛威を振るう中、普段から防災対策を行うことの重要性が改めて認識されています。今回は防災スリッパに注目してみたいと思います。

以前、無印良品の防災スリッパが可愛くて優れものと紹介しましたが、防災スリッパをさらに調べてみると、老舗スリッパ店から本格的な防災スリッパが続々と販売されていることが分かりました。

防災スリッパを普段使い
災害はいつ起こるのか誰にもわかりません。足の裏を守るためにも、靴底が頑丈に作られた防災スリッパを普段使いに選ぶと、突然襲ってくる災害の脅威に備えることができます。

防災スリッパの底にある基準
防災スリッパを選ぶ際のチェックポイントとして、「JIS規格(日本産業規格)」と「耐踏抜き性」があります。

安全靴のJIS規格
JIS規格(日本産業規格)は、日本国内の産業標準化を促進するために制定された国家規格です。安全靴のJIS規格においては「JIS T8101」が設けられており、規定の材料を用いてJIS認定工場で生産された製品が、定められた複数の試験に合格することで認証取得ができます。

耐踏み抜き性能の基準
耐踏み抜き性能とは、安全靴に求められる靴底の頑丈さを指し、1,100N以上のクギの力にも耐えることができるかどうかが認定基準です。耐踏み抜き性能がある商品を選べば、災害時にガレキの上を歩いても散乱したガラス片などの危険物から足を保護できます。より高い安全性のために、JIS規格の基準以上の「耐踏み抜き性」があるものを選ぶとよいでしょう。

老舗スリッパ店「オクムラ」の防災スリッパは少し高価ですが、本格的な耐踏み抜き性能を持っていました。無印良品が品薄な今、高い安全性を重視して「オクムラ」を購入しようか思案中です。

防災スリッパは、災害時に足を守るための重要なアイテムです。普段から使い慣れておくことで、いざという時に慌てずに対処できます。耐踏み抜き性能やJIS規格をクリアした商品を選び、万全の備えをしましょう。

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