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しんどい朝にはクラシック音楽を

 ここ1年間、朝のBGMはクラシック音楽。

 特にピアノソナタを聴くことが多いです。例えば、グレン・グールドの定番ですが、バッハ・ゴルドベルグ変奏曲。右手と左手が全く別の生き物のように動いているような複雑な旋律を、時に優しく、時に激しく、変幻自在に弾きまくる、恐るべき演奏です。

 その他には、ベートーヴェンの3大ソナタ(8番悲愴、14番月光、23番熱情)が一枚に収められたものなどをよく聴いています。

 もともとピアノの音が好きなので、ピアノソナタは、心が落ち着きます。

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 3年前にうつ病になる前は、朝からハードロックやヘヴィーメタルをガンガン聴いていたんですが、体調を壊してから特に午前中の調子が悪く、朝からメタルを聴くことができなくなりました。

 中学、高校時代からずっと聴いてきたメタルへの関心が急速に失われていくのを感じています。

 一方で、もともと少しずつ聴いていたジャズやクラシックが、僕の中でメインで聴く音楽に成長していきました。聴く割合でいうと、2割程度だったのが8割くらいになっているでしょうか。

 クラシックと言っても、改めてしっかりと聴いていくとすごく幅広いですね。ピアノ1つをとってみても、ピアノだけで演奏するソナタもあれば、オーケストラと共演する協奏曲もある。

 ピアノ以外では、バイオリンやチェロなどの弦楽四重奏曲といった室内楽もあれば、オーケストラによる交響曲もありますよね。

 作曲家もビバルディなどのバロック期からベートーヴェン、モーツァルトなどのロマン派、ブラームス、マーラーなど、それぞれに特徴があります。

 それに同じ曲でも指揮者によって雰囲気が全然変わりますよね。

 10年前だったら、こんなに気楽にクラシックにハマることはなかったでしょう。膨大な音楽の中から自分の好みの音楽を探すには、CDを買うか、ラジオやテレビをチェックするしかありませんでしたから。

 僕は今、アップル・ミュージックを使っています。

 サブスクのおかげで好きなだけクラシックを聴くことができるし、その中から本当に気に入った作品は中古レコードを探して、買うという楽しみもあります。

 アナログレコードで聴くクラシックは、これがまた音に深みがあって、すごくいいものです。

 少し時間のある休日などに、レコードを聴きます。コーヒーを入れて、レコードに針を落とす、至福の時間です。

 ピアノソナタ以外で今のお気に入りは、カルロス・クライバー指揮、ウィーンフィルのベートーヴェン・交響曲第5番運命(ジャジャジャジャーンってやつです。)。

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 ラファエル・クーベリック指揮、バイエルン放送交響楽団のマーラー・交響曲第1番もよく聴きます。

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 とにかく奥深いクラシック音楽の世界。まだまだ初心者の僕ですが、これからどっぷりハマっていきそうな感じです。 

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