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お勧めの本

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僕が詠んで面白かった本、刺激を受けた本を紹介します
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記事一覧

冬の本

 去年の5月頃だろうか。  僕は、夏葉社から出版されている「冬の本」を買った。84人の執筆者…

うまっち
3年前
13

今年は、僕の中の小さな花を咲かせるための努力を続けたい。

花弁の内側が外側よりも生長が盛んであれば蕾が開くという事実が、僕たちの小説形成の生理に示…

うまっち
3年前
19

開高健のコテコテ文学を読む。

 昨日、開高健(かいこう たけし)という作家の作品集を読み終えました。  手帳を読み返し…

うまっち
3年前
26

我が青春の司馬遼太郎を読んでみてもらえませんでしょうか。

 司馬遼太郎が昔ほど読まれなくなっているらしい。  僕は高校生の頃に「竜馬がゆく」を初め…

うまっち
3年前
15

古郷を想う小林一茶の俳句から僕が感じたこと

 今日は、僕の好きな小林一茶の俳句をご紹介しながら、俳句の魅力について語りたいと思います…

うまっち
3年前
12

今、アメリカの民主主義が問われています❗️日本は?

 アメリカ大統領選挙が盛り上がっていますね。  徐々にバイデンさんが優勢になってきている…

うまっち
3年前
6

毎日noteを書き続けるために大事なスキル‼️

あせってはいけません。 頭を悪くしてはいけません。根気づくでおいでなさい。 世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えてくれません。 うんうん死ぬまで押すのです。それだけです。  これは1916年8月に、当時50歳の夏目漱石が、20代だった芥川龍之介に送った手紙の一節です。 【続けることの難しさ】  ここで漱石が言っているのは、継続することの難しさです。  一瞬のひらめきで書くことは割と簡単にできます。  でも、毎日書き続けることは難し

古本屋で詩いちゃんという女の子に出会った話

 夏葉社という一人出版社をご存じだろうか。  島田潤一郎氏が一人で立ち上げ、大手出版社と…

うまっち
4年前
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noteを始めた初期の記事からオススメを紹介します‼️

noteを始めて3か月。 note大学に入学して、「たまご」で勉強している毎日です。  今日から…

うまっち
3年前
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図書館を使い倒す。

 3週間に1度は図書館に行く。  僕は好きな本は手元に置いておきたい人間だが、読みたい本は…

うまっち
4年前
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「ほんとうのリーダーのみつけかた」

 「ほんとうのリーダーのみつけかた」(梨木香歩著・岩波書店)を読んだ。  著者の梨木さん…

うまっち
4年前
5

僕の哲学入門

 哲学が分からないけど、面白い。  僕が哲学に興味を持ったのはいつだったろうか?  あれ…

うまっち
4年前
10

詩うたいのバラッド~俳句を始めた話

 俳句歳時記(角川書店編)を買った。  ぺらぺらと眺めるだけで、これまで日本人が積み上げ…

うまっち
4年前
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茨木のり子さんの詩集がとても素晴らしい

 茨木のり子さんのこの詩に、僕は何回励まされたことだろう。 倚りかからず   もはや   できあいの思想には倚りかかりたくない   もはや   できあいの宗教には倚りかかりたくない   もはや   できあいの学問には倚りかかりたくない   もはや   いかなる権威にも倚りかかりたくない   ながく生きて   心底学んだのはそれぐらい   じぶんの耳目   じぶんの二本足のみで立っていて   なに不都合のことやある   倚りかかるとすれば   そ