夢は必ず叶う？　努力は裏切らない？

このような言葉聞きますよね。今日はここについて穿っていきたいと思います。

似てるけど違う

「夢は必ず叶う」のと「努力は裏切らない」は似てるようで違いますね。前者のほうはゴールに到達できることを信じ切るといった文脈。後者は自分の行動のフィードバックを表していると思います。

これはすごくネガティブなんだけど

「夢は必ず叶う」のならやらなくてもよくない？って思ってしまう自分がいるのです。だって必ずそうなるなら思っとくだけでいいかなって。自分でも極端すぎるのはわかってるのですが思っちゃいます。

たとえば陸上競技の100m走で10秒切る夢があって、必ず叶うのならやらなくても。。。とか思いません？　チャレンジした結果、できないかもしれない壁を越えられたら素晴らしいのであって、嬉しいのですよね。つまりできないかもしれないけどできたという狭い門を突破したことに価値を感じているのでは？

前人未到のロマン

世界記録は前人未到の記録で、人類の可能性に挑戦している。それを自分に置き換え、自分史上最高に挑戦いている。どこまでできるかわからないけど挑戦している。そんなロマンが含まれていると思います。

そうすると「必ず叶う」という「必ず」という部分があると挑戦の文脈がなくなっている言い方に聞こえてしまいます。穿っているから。。。？

努力は裏切らない？

次にこちらです。これはズバリその通りだと思っています。前に書いた ダイエットや禁酒を続ける自己暗示 でも書いているのですが、裏切らないです。一番単純なのは禁酒〇日目です。これは必ず１日ずつ増えますから、努力によって。裏切らないですよね。

筋トレだってやった分だけ筋肉は大きくなります。そのフィードバックの大小によって不安になったり意味ないじゃんとヤケになったりすることはあるかもしれませんが、これはフィードバックがわかりにくいだけで何も裏切ってないです。

努力の仕方がうまくいっていない（失敗している）可能性もあります。これも裏切っていなくて、そのやり方ではだめだ、もっとこういうやり方しようというい成長につながってますよね。見える成果が出るのがやっぱり嬉しいのですが、見える成果が出ていないときも成功へ近づいているので、これも努力は何も裏切っていないですね。「しゃがむ」期間も成長のひとつですね。「しゃがむ」については こちらの中段で詳しく。

努力が裏切らないというのは、「努力と思っていることがすべて目に見える結果になる」ではないというのは抑えておかないといけないですね。

まとめ

ということで、個人の考えではありますが「夢は必ず叶う」は少し修正が必要で、「努力は裏切らない」はまさにそのとおりというお話でした。

「夢は必ず叶う」をどう修正したらいいか。。。

「努力は夢を叶える」でどうでしょ？　

ちなみに、「努力が」ではなく「努力は」になっているのは、「が」だと「努力だけが叶える」というような限定の意味になり、時には運で夢が叶ったりすることがあるはずなので「は」にしています。ぶつくさ。

最後まで読んでくれてありがとうございます。今日もダジャレを贈ります。

「シマウマが逃げてしまう前にね」4649!