見出し画像

「君の思ったとおりに、やってみてごらん」 2

(前回からの続きです。)


頭で時間をかけて色々と考えてもよくわからないことはあります。

特に、数十年前と比べて、私たちは本当に多くの情報にアクセスすることができるので、その情報をみていると、自分が本当に何をしたいのかよくわからなくもなります。たくさんの情報を集めて、それをある程度の時間で整理して、自分の欲求や感覚から望むものを選択するのが得意ならばそれをするのも良いと思います。

ただ、情報があり過ぎて決められない場合には、感覚に従って選ぶこともできます。自分の直感に基づいて選んでみる。

もしかしたら、いざ選ぼうとすると、自分の感覚や直感がわからないと感じるかもしれません。そんな時には、頭で考える癖が動き出し、思考がたくさん湧いてきてしまっているかもしれません。

それでも、深呼吸をしてみたり、少し外の空気を吸ったり、外の景色なんかをみたりして気持ちを落ち着かせてみてから、感覚的に選んでみる。


もちろん、自分自身が選択を誤ることゼロにすることはできません。
人生を通して一度も失敗をしないことはできないでしょう。


自分がその分野の専門家であれば、その状況下で何が最も最適な選択なのかはわかる場合は多いかもしれません。

また、自分の代わりに、AI・人工知能や人の意見に基づいて選ぶこともできます。誰かに選択を委ねれば、その瞬間は自分が間違うことに直面しなくてよくなります。

それでも、自分の感覚・直感に従って選んでみる。
自分で実際にやってみる。
それは、私たちの人生に与えられた機会です。
自分の感覚や直感、そして意思によって行動して現実をつくっていける。


実際にやってみることによって、その選択が自分にとってよかったかどうかがわかるはずです。逆に言えば、やってみるまでは、その選択の本当の姿はわからないわけです。

ほんの少しだけ一歩前に出てみることで、景色が変わります。
もし間違えたと思ったら、そこからまた自分がよいと思う方向へ進むことができます。仮に、一つの選択をしても、それが本当によい選択だったかは、人生の最後になるまでわかりません。

一つを選ぶのは、少し怖いかもしれませんが、自分から前に出ることで世界が呼応します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?