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怪談話と神と仏と。

夏になると、怪談話をテーマになることがあります。
SNSでも怪談をテーマにお話しされる方もいます。


幽霊やお化けに関する怖いストーリーを人に話す、それが怪談話ですが、自分自身が体験したもの人から聞いたものがあると思います。ちょっと不思議な話から、本当に恐ろしいものまで色々あると思います。

過去に体験した自分自身の不思議な体験もありますし、人から聞いたものもあります。

一般的にこういった目に見えない存在に関して体験した話をすると、自分の見間違いや記憶違い、酔っ払っていた、または、疲れていた、精神的に不安定だったからなどと理由がつけられる傾向がありますが、本当に視える人、聞こえる人、感じる人などの感性が非常に高い人たちに分析・評価・判断してもらったら、そのいくつかは、実際の見えない存在だったものもあると思います。


不思議な体験に関して、特に山での不思議な体験の話を集めた書籍として『山怪』シリーズ(田中康弘, 山と渓谷社)があります。山の近くに住む人や山で仕事をする人たちの実際の体験談や言い伝え、民話に近いものまでが収められています。

こうした怪談に近い話や、不思議な話については、ある程度まとまっている本があります。ただ、神様や仏様に関する体験をまとめたものは、もしかしたらあるのかもしれませんが、あまり見かけたことがありません。


昨日食べた美味しかったランチの話をするのと同じ気軽さで、誰に対しても自分の不思議体験や霊障を話すことはできないので、想像ですが、意外と話していないだけ、忘れているだけで、みなさんも不思議な体験や不可解な事象はあるのではないかと思います(縁がない人は全くないかもしれません)。


一つ一つの経験には、レベル感や程度の違いがあるので、ある程度分類すると、見えない存在、そのエネルギー、また、それらの人に対する影響の出方みたいなもの
の大枠が見えてくるのではないかと思っています。


怪談話はある程度面白いですし、受け入れられやすい。幽霊(死霊)の話をなんとなくあるのかなと思う一方で、見えない存在のもう一方である神や仏などのポジティブな存在についてはあまり意識が向かない。しかし、怪談話も神仏の話も見えない存在の話としては共通していて、同じ括りの話。

とすると、怪談話が本当だと思うと、「死霊がいるのではないか?」「死んでも人間の本質は消滅しないのではないか?」「輪廻転生があるのではないか?」と思うのと同じくらい神仏の存在が浮かび上がってくるのかもしれません。


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