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今週の自分業務

■インセンティブでステーキ弁当

年に何度か、取引先から業績に応じて商品券がもらえるのだが、それを山分けして贅沢な弁当を食す。
パートさんは家族用なのか「お菓子詰め合わせ」をチョイスした人が多かった。
いずれにしても、インセンティブも見える化され、平等に還元できるようになったのが良い。

■量と質問題

主にパートさんがやってる業務なのだが、いわゆるササゲ業務というやつをやってもらっている。
商品を撮影し、採寸し、原稿を書いてウェブ・サイトに掲載する作業だ。
つえい、いすん、んこう、でこの一連の業務をササゲと呼ぶらしい。
今では、どんな人もネットで商品の有無を確認するのがファースト・アクションなので、とにかくこのササゲ業務の重要性が増している。
ネットに掲載されていないものは、この世に存在していないのと同様なのだ。

で、そこで問題になるのが、「量と質」どっちを優先するか問題。
量を増やそうとすると正確性が失われ質が落ちる、一方、質にこだわると量が減る。
営業の人間からすると「見栄え」が気になるので「質」を重要視しがちなのだが、僕は俄然「量」を優先すべきと考えている。
質が多少悪くても、ネットに掲載さえされていれば、問合せという形ででも客がリアクションする可能性が生じる。
これだけ情報量が溢れている社会で、質が悪いと見向きもされないという考えは古くなっている。
ユーザーは必死になって、そしてあらゆる手段で検索して欲しいものを探しているわけなので、とにかく見つけてもらうことの方が重要なのだ。

が、なかなかこれが「質」派の人間には伝わらない。
掲載されるからには、ちゃんと掲載されていないと納得いかないわけである。

先日、商品の写真で、背面がメイン画像になっている商品が売れた。
背面といっても、同じ商品の写真なので事実上問題はないわけだが、「カッコ悪い」「みっともない」と不満そうなスタッフがいた。
「売れたからいいじゃん」と僕は言うのだが、「売れればいいってもんじゃない」という意見。
でも僕らは商品を売るために仕事をしてるので、売れたことをまず肯定すべきだと思う。
客だって本当に「みっともない」「カッコ悪いから信用できない」と思ったら、買っていないわけだから、客に迷惑をかけているわけでもないし。

で、おそらくこういう「売れたのにみっともない」みたいな意見を持つのって日本人だけなんじゃないかなと思う。
日本人はとにかく、こだわりが細かく、常にパーフェクトを目指してて、完璧じゃないものが人様の目に触れるのは最大級の恥と考える人がすこぶる多いように思える。
日本が国際競争で伸び悩んでいるのも、この完璧主義な生真面目さが足枷せになっているのではないだろうか。

質に必要以上にこだわっていたら、今の世の中競争に勝てない。
スピードというものの重要性が、クオリティよりもとにかく高くなっている。
それに気づいていない人が多くいるような気がするのが残念だし、僕ももっと声を大にして啓蒙していく必要があると思っている。

■東京主張

何かとタイムリーな時期に首都東京に出張。
主な目的は、上司の退職後をどうするかに関して。
テレビ会議でも良かったのだが、それなりに重要な打ち合わせなので対面で行う選択をした。

で、しかし結果的には、自分の用意した意見や考えとは全然違う結論になった。

もちろん複数人の人間が集まっての議論なので、自分が思いもつかなかった良い意見も出れば、知らなかった事実や都合もその場で聞いたりするわけなので、自分の意見に固執するつもりなはいのだが、僕が残念に思うのは、自分の意見を主張しきれなかったこと。
主張した上で、最終的に別の意見に決まるのなら問題ないが、議論の場でイニシアティブを取り切れず、先陣を切って発言する機会すらなかったのが心残り。
せっかく準備にかけた時間を無駄にしたとも言えなくもないし。

とはいえ結論としては納得できるものなので、決まったことに注力していこうと思う。

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