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「婚活」も結局は傾向と対策、努力である~自分なりのノウハウを構築する_1


ノウハウを構築するという時難しく感じてしまうかもしれないが、「自分なりの」と銘打っているのはそのためである。
別にアイドルとか国会議員とか生徒会に立候補しているわけじゃないんだから、あくまでも「自分なり」でいいのだ。

私は200人以上のおじさまたちを相手に社内プレゼンをすることが必要な仕事に長い間就いていた。プレゼンの成果は、プレゼン資料の出来不出来もさることながら、その時の私の服装やメイクにも大きく影響される事が、回を重ねるうちにわかってきた。

・髪は黒髪ストレートロング
・メイクはまつ毛盛り気味で、アイラインも強めに
・ジャケットは白、インナーはピンク系
・タイトスカートはミニよりも膝下ぐらいのミディアムレングス
・トップスはウェストの細さのわかるタイトなシルエット
・胸は全力で盛る。なんなら谷間捏造して
・ネイルはページュピンクなどの控えめな色で爪は短め

これはあくまでも私個人の試行錯誤でこれが反響いいなと感じたものなので、もちろん人によって異なるだろう。

ちなみに私は身長155弱、細身体型である。実は大学時代サイクリング部だったので太ももにはそれなりにむっちり肉はついている。しかし上半身をシェイプさせ、ボトムスはダークな色のタイトスカートかパンツにまとめる事で、ももの肉付きは気が付かなかったことにしてもらう作戦である。

そして、一番大切なのは、素材とかは限界があるのですっぴん美人とかはもうティーンエイジャーに任せて、とにかく「きちんと見える」メイクをすること。

化粧するのは異性への最低の礼儀なのだと、私は社会人になってかなり相当長いこと気が付かないで過ごしていた。
就職氷河期にギリギリ残っていた数少ない母校指定推薦枠でなんとか銀座に本社のある大手メーカーに就職した私は、学生時代の多摩地区と銀座のギャップの激しさについていけず、銀座のOL的な格好をすることを早々に放棄して、すっぴんにジーパンTシャツで通勤していた。そして入社して最初の上司との業務評価面談で上司に言われた。

蝶子ちゃんさ、気を悪くしないで聞いてもらえると嬉しいんだけど、会社にはやっぱり口紅ぐらいはしてきた方がいいよ?
オレが男だから言ってるってわけじゃなくてね、その、会社にお化粧して来ているってことは、仕事する気があるんだなっていう看板みたいなものだから。。。

私にそう伝えてくれたS山さんは、とてもジェントルマンでカッコよくて大人のダンディズム漂う人気者上司だったので、もちろん私は気を悪くするなんてことはなく、そんなS山さんに気を遣わせてしまった自分を恥じた。
とにかく、それぐらい新人時代の私は化粧なんてする自覚もないほどの世間知らずだったのである。

なんか話がそれてしまったので続きます。

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