若者に教えてもらう

こんにちは。ゆりりうすです。
今年はやっぱりおかしいです。朝晩は冷えるようになったけど、日中20℃を軽く越えていきます。まあ、今日はちょっと寒いけどね。うーん、何を着るかが難しい!
さて、今回は「若者に教えてもらう」です。
別に、若者に迎合しているわけではない。でも、この3年程で家の若者達にだいぶ若者文化を教えてもらい、それが思いの外面白かった。
まず、昨年の夏ですね、ゆりりうすは、西加奈子さんと又吉直樹さんの本を全部読んで、その他にも私の普段の好みのものをチラホラ読んで、仕事して暮らしていました。
ゆりりうすは、前にも書いた通り「文明開化」が遅かったので、中学生に成や否や、もう自由だとばかりに、本は寺山修司と三島由紀夫に飛び付きました。あと、田辺聖子とかね。
中学生にどれ程分かったのかは、定かではないけれど、それからは自分で好きに本を読めたので、つい最近まで色んな物を読んでいました。
ところが、この3年程コロナで家にいることを余儀なくされました。
すると、必然的に家族と一緒の時間が増えます。家には20代の息子2人、10代の娘が1人、つまり若者がいます。
彼らが何を読んだり、見たり、聴いたりしているのかが段々気になってきました。
ほら、私は好奇心オバケなので。
で、ですね、思いきって若者に頭を下げて、今面白い、アニメや漫画やラノベや音楽を教えてもらったのです。
あのですね、大人ってなかなか若者から教わろうとしないじゃないですか?自分の方が色々知っているし、迎合したくない、という気持ちが強いから。
でも若者に「教えてくれない?」と聞くと、ビックリされるけど、割にというか、とても丁寧に若者文化を教えてもらいました。
そもそも、ブログを始めるにあたっても、何をどうすればいいのかなー、って考えていた時に次男にアニメ「弱キャラ友崎くん」を教えてもらって、そのアニメを見ながら、次男のレクチャーを受けて、ノートにメモを取っておりました。これを見て、ブログをどう発信するかを考えました。とても役に立った。
まあ、途中からはすっかり「ゆりりうす節」になってしまって、時々「はっ、初心に戻らねば。」とかやっていますけどね。
それで、みんなから教えてもらった私は、遅まきながら、今の漫画、アニメ、ラノベ、音楽を楽しめるようになりました。
何か、人生何周目みたいな気分ですが、この人達の文化なかなか侮れず、です。
なので、「ああ、声優③」現代編は思わず力が入ってしまいました。
途中で、皆さんも「あれー、この人結構年いっているのに、こんなアニメも知っているのか?」とか思わなかったですか?
お陰さまで、大変好評の回になりました。嬉しかったですよ!
3年の間にお勧めで読んだ漫画は
「干物妹、うまるちゃん」
「のんのんびより」
「川柳少女」
「三ツ星カラーズ」
「小林さんちのメイドラゴン」
「日常」
「スーパーカブ」
「約束のネバーランド」
「ご注文はうさぎですか?」
「薬屋のひとりごと」
「地縛少年花子くん」
「妖狐×僕SS」
女子高生の無駄づかい」
「聖おにいさん」
なんかかなぁ。特に「川柳少女」と「のんのんびより」と「干物妹、うまるちゃん」と「三ツ星カラーズ」は何度も読み返してしまった。
アニメは、多すぎてもはや覚えていないのもあるくらいなんですけど、〈物語〉シリーズとシュタゲは本当に面白かった。今、「デュラララ!!」の一期が終わったので、「バッカーノ」を見ています。あと、もちろん「呪術廻戦」もね。
うっ、ナナミ~ン!しくしく。
ラノベは、「千歳くんはラムネ瓶の中」を全部読んでいる。まずタイトルが美しいよね。それと、福井県ってどんだけ夕焼けの言い方があるの?って思いました。それから「ようこそ実力至上主義の教室へ」を読んでいるかな。
音楽は
「My Hair is Bad」
「Vaundy」
「マカロニえんぴつ」
「Saucy Dog」
「ヨルシカ」
あとは、有名どころ。
このように、違う世界を知ってしまったので、最近私の絵本の作風がだいぶ違って来たらしい。
編集者さんに会って、作品を見せると「ゆりりうすさん、なんかこの頃発想が私の斜め上を行きますよね。」と言われていて、「斜め上」がミソなんだと思う。
どんどん絵本の範疇から外れていくしね。
編集者さんに「ブログで見ている人が1000人を越えたら、作品を発表したらどうですか?」と言われていたのですが、4月からブログを始めて、7月にnoteに移って続けて、最近1300人を超えて来たので、そろそろブログの中で、私の作品も発表したいと思います。
いや、若者文化を知って、自分の中で何か化学変化が起こって、作品発表まで出来るようになる。
ここまで長かったような、短かったような。でも良い変化だと思うので、改めて、これからもよろしくお願いいたします。
若者文化を毛嫌いしている人は、もったいないですよ。面白いものがてんこ盛りで、いっぱい刺激を受けました!
これからもよろしくな、ゆりりうすでした。

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