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太陽と北風

本日はRoyal Academy of Artsでこちら「Spain and the Hispanic World」特別展を見てきました。スペインと、スペイン文化圏のアートの展示です。

スペイン(あるいはヒスパニック=スペイン文化圏)という切り口で考えたことあまりなかったんですが、エル・グレコやベラスケス、ピカソ、ミロ、ゴヤ、ダリなど、実は世界的な画家をたくさん産んだ国なのですね。

古代の文様を描いた土器や織物・陶器のようなものから、現代絵画まで、さまざまな美術館から素晴らしい作品が集められ、時代を追って展示されていました。色鮮やかで、力強くて、骨太な作品の数々。

活版印刷かっぱんいんさつ前夜の、手書きの分厚い書籍(表題写真)など、端正な文字の周囲に細かい極彩色ごくさいしきの文様があしらわれていました。これを描く作業って、もはや瞑想めいそう的だったのではなかろうか。(ああ、私もまた絵を描きたいな…。)

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40代半ばで夫婦はじめての海外暮らし。旦那は一年の私費留学を終え、現地で仕事開始。7歳と4歳で渡英した子供二人はバイリンガルになれるかな?表では書けないニッチな話や個人的な考えも盛り込みつつ、ワンコインで月に20本前後をお届けします。購読中はマガジン内の過去記事(200本以上)もすべて読み放題です。

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