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『採用』の失敗は 『教育』では取り戻せない

フリーゲームプロデューサー、うきょうです。

採用の失敗は教育では取り戻せない。

これは私の師匠から教わった
重い一言でした。

これは売れない商品をマーケティングで
完全に解決することは不可能
ということにも
近いお話だと思っています。


採用の失敗とは何か?

いくつか理由はありますが、
たとえば、

1:カルチャー度が低い
2:スキルが低い
3:メンタルが極めて弱い
4:環境や仕事の適性が低い
5:ポテンシャルが低い

といった要素が目立つ人を採用するケースです。

このうち、「2:スキルが低い」においては
時間や修練次第である程度高める
ことが
可能ではあります。

ただ、「2:スキルが低い」においては
他の要素との関連性が強いため
他の要素が低いと耐えられないことも多いです。

最悪な場合は、
育成する時間とコストをかけた結果、
離職するということもよくあります。


適性が合わない場合は職を変える

また、
「4:環境や仕事への適性が低い」
「5:ポテンシャル」に関しては
教育で伸ばすことがほぼ困難です。

会社も当人も頑張っても
結果を出すことが難しいため、
できれば仕事や環境を変えた方がお互い幸せです。

残酷なことを言うようですが、
性格的にもスキル的にも合わない
仕事をしたところで、
何にも幸せにはなれないからです。

きっと多くのストレスを抱え
悩み、自己否定を繰り返して
病んでしまうと思います。

人一人の人生を
無理やストレスで潰すぐらいならば
早い段階で損切りをする方が賢明です。

採用の前にこういったことを
早めに知っておくことがとても重要ですが
採用した後でないと
どうしても分からないこともあります。

そのためにも
お互い採用期間という部分を設け
なんか違うなと感じたら
コミュニケーション取れる場を設けて
早い段階で判断することも必要です。


バランスが大事

現状採用の多くは
スキル採用がメインです。

もちろんスキルはある程度必須ですが、
他の要素がおざなりになると
いい結果は生まれづらくなります。

仮にスキルが高い人でも
教育は必要で、
カルチャーの浸透がないと
すぐに不満、またはより良い条件が
あるとすぐに離職してしまいます。

もちろん逆もしかりで、
カルチャー度が高くても
スキルやポテンシャルが低ければ
結果は出づらくなりますので、
バランスはとても大事です。

教育というのは
ある程度ベースアップできるものでは
ありますが、万能ではありません。

採用したあと教育で
どうにかしようとするのではなく

採用の前にある程度各要素を見極めて
教育でさらにベースを上乗せすることを
意識した採用を心がけていく。

そうすることが、採用される方も
採用する方もいい結果に
繋がりやすいのではと考えています。

【執筆者:うきょう】
ゲームプロデューサー & 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て2回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。

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