現場、ピッチでも使えるゲーム企画書の具体事例
先日公開したゲーム企画書と仕様書の書き方内で、もっと具体的な企画書の設計についてサンプルを用意しようと思ったのでここに公開します。
本記事はこちらになりますので、こちらも合わせて参照いただければ幸いです。
▼国内版、ゲーム企画書作成とゲーム仕様書の作成事例
▼グローバル版、ゲーム企画書の作成事例
なお、題材は私も仕事で関わらせていただいている「英語物語」で書いてみます。「英語物語」は、サービス7.5周年を迎える人気英語アプリです。
もともとは社長一人が独学で作ったタイトルなので、個人開発者にも大いに参考になると思います。
そこで、今回は新作ゲームを作るという想定で、英語物語を題材にして企画書を簡単に設計してみます。企画書自体の作成や手法については私のnoteや先日の記事に書いていますのでそちらもご参照ください。
1|表紙
2|概要+コアコンセプト
そういえばこのシートに書き忘れていたけど、楽しく無料で英語コンテンツが学べること。しっかりと学力が上がるものであることなども含まれます。
特徴の紹介はできればスクリーンショットや絵素材を入れると理想的です。
3|特筆すべき点
ウリの部分をもう少し詳細に書くページです。
4|ゲームサイクル
ゲームプレイのサイクルを簡単に掲載します。
5|スペックや規模間、補足
最後は開発規模間、目標、開発スケジュールのイメージ等を書き込みます。
さいごに
企画書の中でも1つのテーマやコンセプトを貫き通した方が伝わりやすくなりますし、一貫性が持ててブレないです。
それよりも大事な部分や、本当にこれがやりたいんだ!という要素を冒頭に盛り込んでおくこと。
例えば英語物語だと、楽しく、みんなでレベルアップしよう!という部分です。
この部分は別に英語でなくてもよくて、例えば漢字だったろ日本語だったりフランス語だったりでもいいわけです。それは作り手側でブらせない信念みたいなもので、そこに何かしら一番情熱がある部分でもあったりします。
要はコアがぶれなければ、側(見た目)の変更をしても、軸に刺さった開発がしやすくなりますし、軌道修正もしやすくなるのでオススメです。
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