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フェスタにおけるオンラインとオフライン併用の可能性

今日はこちらの記事をみて、感想・考察を書いていきたいと思います。

・概要と感想

新型コロナウイルス蔓延(コロナ禍)の影響によって、対面でなくオンライン開催に切り替えた「さっぽろオータムフェスト」について書かれています。

対面のフェスタならではの楽しさが薄れる一方で、オンラインにしかない魅力を追いかけようとする主催者の方の思いが感じられました。例えば、ただのEC販売にならないようそこに購入者限定の付加価値を付けたりすることです。

・考察

記事を読みながら今後のフェスタがどうなったら楽しくなりそうか考察したので、載せていきます。特に、フェスタの中でも食フェスだと思ってもらえるとありがたいです。

コロナが落ち着いたら、オンライン化の波はピークよりは落ちるでしょう。ただ、直接来れない参加希望者との繋がりはこれからもオンラインでいかせると思います。(例えば、海外の人や都道府県外の人)。オンラインのメリットに物理的距離が関係なくなることがあるからです。

例として考えられるのは

①オンラインでただ祭りを開催している様子を定点で流したり、スタッフの一人にゴーグルをつけて祭りの様子を1人称視点で観てもらう方法。オフラインの現場をオンラインで放送するというモノです。

これだと直接的な売上には繋がりはしないかもしれませんが、お祭りとして認知してもらうことができると考えます。費用がかかりづらい反面で、効果を測定する方法は難しいという風にも捉えられます。

単体では難しくとも何かとかけ合わせればコロナ禍で減った外国人観光客の呼び戻しや、国内旅行者へのアピールに効果的になってきそうです。


②例年行っていたオフラインでの開催と、記事にもあるような販売も含めたオンラインでの開催をどちらも行うという方法。現地は現地、画面の中は画面の中で、と全く別々の存在として催すモノです。

この方法はターゲットが異なっていなければ確かに両方やる意味はありません。具体的には、例年オフラインでフェスタに参加している人がオンラインの方が好みだから、とオンラインに参加してしまうという状況に陥ることです。
両方開催することはそれだけ資本が必要になるので、回収できるだけの売上をあげる必要があります。そのためには双方にそれぞれにしかない付加価値をつけながら、統一するところはゆずらない必要があるでしょう。

困難な点だけを今述べましたが、オンラインでの開催を別にすることで出店販売者にとっても距離や場所というメリットを生み出せていると考えます。オフラインは現地に行かなければならず出店できる場所にも限りがあるでしょう。一方、オンラインだとより多くの出店を可能にでき、幅広い商品を考案できると思うからです。

それに、多くの出店者を募れることでフェスタへの参加リピート率が上がるのではとも考えています。多数の出展者ゆえに、毎日オンライン上で出店している人を変えられることで、「今日はどんなお店が参加しているんだろう」というそこにしかない楽しさが生まれそうだからです。目的を持たない買い物をしに行く楽しさ、と共通していると思います。

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