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無人化と有人店舗の強み

今回はこちらのニュースを読んで、感想や考察を書いていきたいと思います。

・感想と考察

対人をゼロにした飲食店の話は聞いたことありましたが、接触すらなくした店舗の話ははじめて聞きました。正確には1度パネルに触れる必要性があるらしいですが、入り口のパネルはセンサーで反応するので、ゼロになるのは時間の問題でしょう。

新型コロナウイルスの流行で、非対人も非接触も敬遠されている傾向があります。くらずしはうまくその対応に成功し、かつ人件費の削減にもつながったことで経営にプラス効果がでそうです。将来的には無人化のお店を目指しているらしいです。AmazonGoの飲食店バージョンのようになり、セントラルセンターが遠隔で各店舗を管理するようになるのでしょうか。

・考察から別の考察へ

今後、人と関わることなく事を済ませられる飲食店が増えたのなら、有人店舗の価値は上がりそうですよね。いわゆる、料理+ホスピタリティーでお客さんを集める的な。

逆にいえば、ホスピタリティーという人間だから生める価値を大事にしなければいけなくなってくるともいえるかと。料理だけだとどうしても規模の経済で勝るチェーン店に値段や利便性で負けちゃいそうな気がします。デリバリーもありますし。

・ホスピタリティーを知ってもらうために

これまでは入ったことないお店の雰囲気はいってみなければわかりませんでした。つまり、ホスピタリティーは行かないと感じられなかったはずです。なので、普段のお店の様子をオンラインで中継することで、お店の雰囲気をあらかじめ理解してもらうっていうのはどうでしょうか。

マップを表示したらURLが張ってあって店内が映し出される。そして、現状を覗き見て空いているから行こうという人もいるかもしれないし、大将の人柄に惹かれるかもしれない。店に行く前からその店のファンができている、みたいなことがおきたら素敵ですよね。

もちろん、お店に行かないで雰囲気を味わえること自体に消費者需要があるかはわかりません。ただ、「お店に興味はあるけどまだ訪れたことのない人」に対して、オンラインは1対1で向き合える有効手段だと思います。

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