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「トレタ」と「凸版印刷」の競争でうまれるモノを考察

本日はこちらの記事について、書いていきたいと思います。
トレタ」と「凸版印刷」が資本業務提携を締結したことが記事の中心になっています。

・うまれるサービス

今回の提携で生まれるであろうサービスは、記事内の「今後の事業展開について」で、書かれてはいるのですが、さらに具体的にどういうものなのかを推測してみたいと思います。

まずは、1つ目の「飲食店コールセンターのDXで連携」についてです。

BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスである「トレタコンタクトセンター」と、「TBネクストコミュニケーションズ」の連携が構想されています。

TBネクストコミュニケーションズは、事業内容が

「事務局業務、コンタクトセンター業務を中心とするアウトソーシングサービス、コンサルティングサービス」(HPより抜粋)

となっているので、お互いにコンタクトセンターを中心とした課題解決に強海を持っていることが想像できます。
そのため、お互いのBPOがどうなりたっているのかの情報共有から始まりそうです。
ただ、コンタクトセンターだけならトレタの方が業界への進出が早く、知見が豊富だと思われます。そのため、中長期的にはトレタで研究開発された「自動応答予約サービス」を、TBネクストコミュニケーションズが他業界へ展開するということが検討されているのでしょう。

つまり、「お互いが強みとするアセットの情報交換」+「トレタの開発したサービスをTBネクストコミュニケーションズが広める」という内容だと推測されます。

2つ目の「モバイルオーダーシステム「トレタO/X(オーエックス)」との連携」というのは、つまりは、「トレタO/X」というサービスの強化です。

より顧客へアピールしていくために、凸版印刷がもっている販促支援ノウハウ(≒広報)を「トレタO/X」へ連携させるのでしょう。

4Pでいえば、「トレタO/X」というProductを販促支援ノウハウというPromotionの力でさらにターゲット層へ広めていこうとする狙いがあるのではないでしょうか。

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