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農産物の鮮度を保つフードテック

今回はこちらの記事を読んで、様々な方法で農作物の鮮度を保つ方法が開発されていると知り、どんな企業があるのか調べてみました。

RipeLocker

記事でメインに紹介されている企業。

収穫後のブルーベリーを8週間良い鮮度状態で保てる事を証明した、再利用コンテナを開発しています。
コンテナ内の技術は特許が取得されており、公開はされていませんが、「気圧・湿度・ガス(酸素と二酸化炭素)」を管理することで病原菌の増殖を抑制しているとのこと。
加えて、抑制するだけではなく、殺菌剤として機能する上記を出すことが出来るらしい。

HPにはブルーベリーが具体例としてあがっていますが、コンテナに入れる中身の商品によって「気圧・湿度・ガス」の調節は自動的に行われるそうです。

②TeleSence

穀物の湿度や温度をIoTを使って管理できるシステムを開発しています。
具体的には「TeleSence Spear」や「TeleSence Spider」といったセンサーを用いて検査します。

遠隔でのモニター管理が可能なので、監視する人員・時間が効率的になるのはとても魅力的です。

Zayndu

プラズマを用いて生鮮食品の滅菌を行うシステムを開発しています。プラズマを起こす際に用いられるのは電気と空気のみで、化学物質は全く使われないそうです。

Apeel

農産物に新たな「皮」をかぶせることで生鮮状態を長期間維持させる技術を開発しています。

「皮」というのは、植物油から作られたもので、これを農産物にかぶせます。かぶせることで、酸素や湿気を遮断できるそうです。この皮は無味・無臭で、食用する際に気にならないよう配慮されているとか。



今回は4つの企業を紹介させていただきましたが、4社ともそれぞれ違ったアプローチで生鮮状態を長持ちさせようとしていてとても興味深いですね。

アメリカから日本に輸出される食品に化学物質でなく、こういったテクノロジーが活用されるにも遠くないのかもしれません。いや、もしかしたらもう活用されてるのかも、、

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