見出し画像

「Supplant」が生み出す新しい砂糖

今回はこちらの記事について、書いていきたいと思います。

テーマは「砂糖」です。

・「砂糖」の立ち位置
記事に砂糖の歴史として書かれているように、砂糖はきわめて需要の高い存在として、これまで存在してきました。

サトウキビから始まって、砂糖が作られ、次に人口甘味料が生まれています。
需要が高い糖質に対して、生産がしやすい形を求めていったのだと思われます。

ただ、近年では糖質にたいする人々の「警戒度」が上がってきているように感じます。このアンケートは2017年末に調査されたものですが、この時には糖質を気にする人が一定層居ることが分かる内容です。

かといって、人工甘味料も摂取し続けてよいとはいいづらいものでしょう。
栄養学者と栄養士の方によって、健康に良いと言えるものではないことが語られています。

・Supplantが生み出す砂糖

上記より、健康に害のない新しい砂糖が求められていることを感じてもらえたと思います。

そして、Supplantが製造しようとしている砂糖はそんな「健康に害のないモノ」です。

他社が「砂糖を強化する砂糖」を作ろうとしているのに対して、Supplantは甘味料(砂糖)を一から作ろうとしています。
これはどういう違いがあるのかというと、原料が砂糖に関するものであるかどうかです。
一般的には、「キビ砂糖」という砂糖を使うのに対して、Supplantは植物繊維から砂糖を作ります。食物繊維は区分的に糖質に分類されますが、通常の糖類よりは健康的であるそうです。

つまり、口の中では通常と変わらない甘みのある砂糖であるけれど、体の中に入れば食物繊維として消化されるモノ、ということになります。

実際に市場に出回り始めているわけではないはずですが、Supplantの作った新しい砂糖が人体にどういう影響を与えるのかはとても興味がありますね。もしかしたら、結果によっては糖質が原因で起こる生活習慣病などの病気が、世界中で減少していく未来になるのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?