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6年ぶりにお会いしたバンテージはやっぱり笑顔が素敵な方でした

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は築地本願寺で行われた、バンテージ(上人)こと、佐々井秀嶺上人の講演会に行ってました。インド仏教徒1.5億人の頂点に立ち続けるバンテージは、88歳となった今もお元気で、今年も約1カ月間日本に滞在されていました。

かなり前のnoteでも記したことがありますが、私はこの方の「破天」という自叙伝的な書籍に出会ったことにより、人生が大きく変化しました。苦悩に苦悩を重ねたバンテージの人生を知り、自分の苦悩など大したことないなと悟ることが出来たこと。そして、「興味を持ち」「自分ごとにし」「行動を起こす」という、今の私の行動スタイルも実践が出来るようにもなりました。もし、佐々井秀嶺さんについて知りたいという方は、まずはウィキペディアで検索されるか、先日開設されたばかりの「佐々井秀嶺デジタルアーカイブ」を開いてみると良いかもしれません。

私は2017年にバンテージが日本に戻ってきた時に、多くの方に助けていただきながらお会いする機会に恵まれました。その時に二人で撮らせていただいた写真、書籍にいただいたサインは今でも大切にしています。この時のことを思い出して、noteで書き綴ったことがあるので、ご興味がある方はご覧いただけると嬉しいです。

とにかく、夢って強く願っていれば叶うんだと知った瞬間でもあります。

さて、開場90分前に私が着いた時点でまばらだった列が、どんどんと長くなり、最終的には570名ほどの方が集った昨日の講演会。ありがたいことに私はかなり好位置でお話を聞くことが出来ました。

轟く重低音。

そんな表現が最適なバンテージの声が会場に響き渡ると、視線は一点に集中。自らがインドで成し遂げてきたことなどを中心に、立ったまま約2時間半。しかも、心揺さぶられ共振するバンテージのあの声が目の前で聞けたことを大変光栄に思います。そして、最後までチカラに満ち溢れていたあの姿をみると、私も現状維持に甘んじていてはいけないな・・・そんなことを感じました。

後半、日本に住む私たちに対してバンテージが発した想い。今の日本の教育を再考する際に、親の役割りをしっかりと正さなくてはいけないという意見が、子を持つ親として心に響きました。バンテージは、他人任せが横行している今のこの状況をしっかりと俯瞰し、インドの貧しい家庭で両親が子の教育のために必死に働いている実状を例に、日本人はもっと責任を持って子を育て上げなければいけないのではないという問いを発しました。自ら悩んだ末に正道を歩むことの大切さを痛感したからこそ、目をそらしてはいけない問題だと映ったんではないかと感じました。

私自身も、親として、次世代支援をしている者として、この考え方にはとても共感する部分が多く、改めてバンテージの考えの深さに気付かされました。会場にいた大勢の参加者も、何かしら行動しなくちゃ・・・強く心を揺さぶられ、そんな想いにかられたのではないかと思います。

ほんの少しぼやけていますが、この写真が私のお気に入りです。

話題は急に変わってしまい恐縮ですが、私はバンテージのキリっとした表情も好きですが、やっぱりこの屈託のない笑顔が大好きです。

自然な偽りのない笑顔

私が一番苦しんでいた時に出会った「破天」という一冊の本。
ご縁を大切にしていたからこそ実現したバンテージとの出会い。
本質を知り、行動することの大切さを教えてくれた、その時の力強い言葉。

私が今、このようにさまざまなことを前向きに取り組めているのは、バンテージと出会えたからだと言い切れます。だからこそ、今回は迷いなく築地本願寺に行くことも出来ました。たとえ行かなくとも、あとからネットで情報を探せるかもしれません。ただし、あの場でバンテージと時を共にするからこそ得られるリアルな感覚は、絶対に感じることは出来ません。

「THE LAST STAND」と銘打った講演会ではありましたが、あれだけ元気な姿を拝見する限り、来年もまた満面の笑みをみせてくれるのではないかと今から楽しみで仕方ありません。今回、主催されていた方々のご苦労は相当なものだったのではないかと思います。バンテージと共に、主催された方々に心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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