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実は製品化でお手伝いしています

松山工業株式会社の鵜久森洋生です。毎週土曜日は、DMM.make AKIBAさん(以下、アキバ)の公式マガジン「MAKERS」向けの投稿を続けています。

今回は、私が何者でアキバでどんなことをやっているかを語ってみたいと思います。

工業用の素材や部品を扱う会社の人

アキバでは、ご縁をつなぐという点にフォーカスを当て過ぎていたので、最近アキバにジョインした方々の中には、あの人って何者だろう?と思っている方が多いんじゃないかと思います。なので、私がどんなことをしているのかを改めて説明しておいた方が良いと考えました。

私は松山工業株式会社という、工業用の素材や部品を扱う会社の経営をしています。何気に75年続く会社で、私は3代目経営者として頑張っています。「工業用の素材や部品を扱う」といっても、分かりずらいので取り扱っている製品を上げると・・・

①シリコーン製品
 (信越化学工業の特約店として、原材料や放熱シートなどを扱っています)

②ゴム、樹脂などの加工品
 (ゴムやスポンジ、樹脂部品をお客様から頂く図面に沿って製作します)

③電磁波対策品
 (シールドやガスケット、フェライトコアなどEMC対策品を扱っています)

④その他の特注品
 (大手原材料メーカーなどと協業し、新素材の開発などをしています)

最近は、試作案件や量産の請負などをするケースもあり、この枠では収まらないケースも出てきましたが、私の会社はこういった製品を大手企業を中心に供給しています。

製品化のお手伝いが出来ます

アキバには8年前から通わせて貰っていますが、製品化の際に素材選定や実際の試作などのお手伝いをしています。

ラングレスさんの「INUPATHY」では、ハーネスの製造先を探して製品化につなげました

例えば、写真のINUPATHYの場合は、センシングデバイスを格納できるハーネス(首輪)を作ってくれる製造先が無かったので、私が探し出して製品化につながりました。ラングレスさんはその後、クラウドファンディングで成功を納めています。さきほど、製品ラインナップで「その他特注品」と書いたのは、こういった私にとっても未知なケースでご相談いただくケースが増えてきているからです。

最近の事例では、MizLinxさんの防水ケースの試作をお手伝いさせていただきました。こちらは、海洋で使用されることを踏まえ、樹脂の選定から加工方法までしっかりと協議をした上で製品化しました。試作と量産では、コスト面を考慮して加工方法を変えることが多いのですが、今回はタフな環境でも使用に耐えうる試作品づくりに焦点を当ながらカタチにしました。

守秘義務を結んでいるケースが多く、実際どんな感じでお手伝いしたかを言えるケースが実はあまりありません。ただ、アキバ会員の皆さんからご相談いただき、製品化につながったケースは少しずつ増えています。

部品の試作などお気軽に相談して下さい

ありがたいことに、最近はアキバ以外でもスタートアップの皆さんから製品化のご相談をいただくことも多くなり、相談内容も多岐に渡り、私の会社で出来ることも増えてきました。私と同じように、皆さんと加工工場をつなぐ際の通訳的な役割が出来る社員も増えたことから、最近は私が最初に皆さんの課題をお聞きしたのちは、専任担当にバトンタッチすることも。なぜかというと、私以上に製品化で工夫するようになってきたからです(苦笑)

ということで、私自身はアキバではご縁をつなぎつつも、製品化のお手伝いをしている・・・少しお分かりいただけたでしょうか?

特に部品の試作についてはかなりの実績数があるので、より最適な提案が可能です。また、これどこで作って貰えばいいんだろう・・・というような悩みがあったらお気軽にお声掛けください。私の会社が不得意な場合は、得意な会社をご紹介することも多いので、何かしらお役に立てるかなと思っています。

今回、アキバで昔からお付き合いがある方々から、ウクモリさんが何をやっているのか見えずらくなっているから、しっかりと伝えた方がいいんじゃないかとアドバイスをいただきました。ホントその通りだと思ったので、即実行で今日のnoteの内容になりました。

助かりました。ありがとうございます!

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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