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32年経って実現したブラック・クロウズとの夜

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は立川ステージガーデンで行われた、THE BLACK CROWESのライブを堪能してきました。ようやく実現した彼らのライブを初体験する機会。1990年のデビュー当時の最盛期にワンチャンスを逃し、以来30年以上前から一度は観てみたいと願っていたバンドのステージだけに、来日が発表された時から昨日まで、とても楽しみにしていました。

しかも今回はデビューアルバム「Shake Your Money Maker」のリリース30周年を記念するツアーだけあって、ライブの前半は曲順もパーフェクトなアルバム完全再現。32年も経って、そんな機会に立ち会えてしまうのだから、人生って面白いなと思わずにいられませんでした。

今回のツアーは、ロビンソン兄弟以外は、アルバム「By Your Side」から参加したスヴェン・パイピーンが電撃復帰を果たしましたが、他のメンバーは今回のツアーから加わったメンバーで構成されています。ただ、ギタリストにTHE EARTHLESSのアイザイア・ミッチェルを迎えるなど、実力派のメンバーが湧きをしっかりと固めています。

そんな期待値が高いライブゆえ、チケットは発売日に購入。なんと驚きの4列目。ただし、1番・・・ということはステージに向かって左側1番端・・・という微妙な席でしたが、見切れる部分が無く、ステージ全体を見渡すことが出来、ある意味で良席だったのかもしれません。

前座のアーティストが演奏を始めた時、私は物販の列にいましたが、残念ながら私の数人前で白Tシャツが売り切れてしまい意気消沈。そして、会場が明るくなった状態を待って会場の中へ。来日公演自体が17年ぶりだったこともあり、満員御礼ではないものの、3階席の両サイド以外はびっしりと観客が集まっていて、「その時」が来るのを待ち構えていました。

30分弱のインターバルの後、静かに会場が暗転して行きました。ジェームス・ブラウンの「Sex Machine」が流れる中、いよいよ伝説のロビンソン兄弟が登場。「Twice as Hard」で幕開けしたライブ。中盤までは演奏する曲が分かっているものの、名曲ぞろいのファーストアルバムだからこそ、1曲ごとにジワーっと込み上げるものがあります。

気が付けばあっという間にアルバム最後の「Stare it Cold」まで演奏され、そのクオリティの高さに放心状態で聴いていました。正直なところ、座席位置的にサウンドバランスはあまり良くなかったのですが、クリスの歌声が素晴らしく…そんな状況を一蹴するかのようでした。

完全再現後の「Go Faster」に痛快なグルーブ感も心地良く、大好きな「Remedy」や、ラストを飾った「Good Morning Captain」など、本当に素晴らしい彼らのナチュラルさすら感じる演奏に触れることが出来、ようやく長年の夢を叶えることが出来ました。

演奏自体は90分ほどでしたが、とても満足感が高く、酔いしれる…とは、こういうことなんだなと感じながら会場を後にしました。

が、奇跡が…

なんと終演後すぐ、会場外でギタリストのアイザイア・ミッチェルがファンと談笑していたんです。会場が大きかったので、まさかメンバーに会えるとは思ってもいませんでした。しかも、めちゃ目立つ場所にも関わらず…いやー太っ腹だなと(笑)

チケットにサインを貰い、ツーショットを撮って貰い…わずか数分の出来事でしたが、まさかの事態に思わずニヤニヤが止まらなくなってしまいました(苦笑)

楽しみにしていたThe Black Crowesと初めて過ごした夜は、ライブ自体もその後の出来事も、まさにミラクルという言葉が一番適切な言葉なのかな…それほどにインパクトを残して幕を閉じたのでした。

本当に行って良かったです。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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