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思わずホッとする懐かしい味

どうも、ウクモリ ヒロオです。

私がリピートで行く店は大抵、おしゃれな場所ではありません。
あらゆる意味で「味わい深い」お店が多いです(笑)
今日noteで綴るお店も、まさにそんな感じのお店です。

神保町・まんてん

古くは大学生の頃から、大人になってからは簿記学校通いと...神保町はとても身近な場所です。何気に今は、ロック系の古書を扱っている「ブンケン・ロックサイド」さんに伺うことがあるので、その流れは途切れていません。

半チャンラーメン発祥の店だと言われた「サブちゃん」、破格の値段で天ぷらが食べられた「いもや」、そして新店舗での営業が始まった「キッチン南海」と...私にとっては、今でもグルメ天国な街のひとつです。

最近はカレーの聖地として有名な神保町ですが、多くの店が「高級ランチ」であるのに対し、私が好きな「まんてん」は学生向けのボリュームと値段で人気のお店です。学生向けといっても、当然ながら味は格別です。

大盛りは食べられません

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今回食べたのは、ウィンナーカレー。
魚肉ソーセージがカラッと素揚げしてあり、カレーとの相性が良くて、ここ最近、揚げシュウマイと並ぶ定番のひとつです。

肝心なカレーですが、挽き肉のインパクトが残る「昭和系カレー」です。
少しベクトルは違いますが、新潟バスターミナルのカレーのような、ひと口食べると懐かしさを感じる・・・そんな味です。

カツ、コロッケ、ウィンナー、揚げシュウマイとトッピングが可能ですが、ここ最近は「全部のせ禁止」との張り紙が・・・。
恐らく、インスタ狙って残す人が続出したんでしょうね(苦笑)

私は最近、大盛りが食べられなくなりました。
なので、欲張らずに並盛りを選択するようにしています。
例えばカツカレーなどは、かなりの量のご飯の上にカレーをかけ、カツを乗せ、その上にさらにカレーをかけるので、相当なボリュームになるので注意が必要だと思います。

それでも並盛り650円ですから・・・このお店の懐の深さが分かります。

ショーケースの傾きが語る歴史

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このお店は1981年の創業以来、愛され続けています。
初代はカレー屋とカツ屋を同時開業したそうですが、隣にあったカツ屋は止めてカレーに特化。
私の人伝いの記憶が間違っていなければ、継承する人がいなかった状況下で、まんてんの味を守りたいと常連の学生が店を継承した・・・そんな歴史的な出来事があったそうです。
(本当かどうか、気になる方は別途情報をご確認ください)

そんな歴史を刻んでいるお店ですが、私はお店の前のショーケースも大好きです。
これだけ傾いていても、決して倒れないんです(笑)
それと、お店に到着した時にこのショーケースを見ると、とても安心するんですね。

「また、まんてんに来れたんだ」

なぜかこのお店は、そんなワクワク感を感じてしまいます。
人気店ゆえ、時に行列で待つこともありますが、この傾いたショーケースを眺めながらだと、あっという間に時間が過ぎるような気がします。

オーダーすると同時に運ばれてくるコーヒーですが、これをいつ飲むのか・・・何気にいつも気になるポイントだったりします。

こんなことを感じつつ、noteを書き終えたいと思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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