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VOW WOWに魅せられて

どうも、ウクモリ ヒロオです。

月曜日から雨模様。気分が滅入る梅雨空は決して嬉しくありませんが、そんな状況下にあったとしても、何かしら楽しみを見つけたいものです。今週は、半年間準備し続けてきた浜松でのイベントが開催される予定なので、今からとても楽しみです。いつも以上に怒涛の1週間を過ごすことになりそうですが・・・(笑)

ところで昨日は、川崎のクラブチッタでVOW WOWのライブを堪能してきました。文字通り超満員の会場。2日間分のチケットが5分かからずに完売してしまう・・・プラチナチケットを手にしたファンで埋め尽くされた会場は、この日の到来を皆が心から待ち望んでいたことが分かるくらい、開演前から熱を帯び始めていました。開始5分前になっても、入りきれない人がいたようで、スタッフの方々がしきりに「もう一歩前に詰めてください」とアナウンスしていました。

彼らが最後に演奏したのが、2010年12月に今は無きSHIBUYA-AXだったこと、そして二度とVOW WOWは復活しないだろう・・・そんなことを思っていたファンが多かったからこそ、「BEAT OF METAL EMOTION」リリース40周年、残念ながら昨年ガンでこの世を去った、ドラマー新美俊宏さんの一周忌というタイミングでの復活劇に歓喜しました。チケットが入手出来なかった・・・そんな声が多く聞かれる中で、伝説になるであろうライブは、ストレートに「BEAT OF METAL EMOTION」で幕を開けました。

冒頭から響き渡る、人見元基さんの図太い歌声。クリアな山本恭司さんのギターの音色、そして厚見玲衣さんの唸るキーボード。ありきたりの言葉ではありますが、この3つの音色が重なり合うことによって創造されるサウンドを前にすると、もうひたすらとオーラが漂うほどの音圧を受け止めるしか出来なくなります。過去に何度も、元基さんの「GENKI SESSION」を観ていた私にとって、あの時の圧倒的な歌声が記憶から擦(かす)れてしまうんじゃないか・・・それほどまでに体全身に響き渡るサウンドが、目の前で迫り続けました。

新美さんが作曲した「Too Late to Turn Back」や、彼らの代表曲でもある「Rock Me」といった曲が前半で演奏されたのち、中盤では恭司さんと厚見さん2人だけの時間が設けられていて、少し落ち着いた雰囲気の中でリラックスというか、癒しの時間を提供してくれたようでした。元基さんの休憩タイムを作るための苦肉の策・・・と言いつつも、2人だけで活動をすることも多い彼らのコンビネーションは確かなものがあり、Vの曲を印象的にアレンジしていました。ちなみに、元基さんがかつて開催していた「GENKI SESSION」でも、中間で確か40分くらいの休憩タイムを設けていたので、あのブレイクタイムは必須なようです。

後半は、イントロのギターリフが印象的な「Don't Tell Me Lies」から始まり、ミドルテンポの「Mountain Top」、そして本編最後では「Shot In The Dark」など、聴きたい曲がまさにオンパレード的な感じで披露され続けました。

アンコールの「Shock Waves」が終わった時点で、開始から2時間半。ただ、この日はこれで終わらず、BOW WOWのギタリスト斉藤光浩さんが登場。恭二さん曰く初めてであろう、VとBが交わる瞬間に立ち会えた喜びが会場全体で爆発した中で、「Summer Time Blues」が演奏され、奇跡のライブはエンディングを迎えました。

終演間際のみ撮影OKとなりました。

気が付けば2時間45分。ただし、あっという間のステージは感動そのものでした。長い間待ちましたが、VOW WOWのライブをこの歳で観られるとは思ってもみませんでした。しかも、メンバーのポテンシャルは高いまま、驚くべき演奏を観せてもらえ、感無量状態でした。

ちなみに、今回はチケットが取れなかったファンが多かったことから、1月8日、9日に東京ドームシティホールで追加公演が開催されるとのこと。ただ、元基さんがプロ宣言をするなど、意味深な発言も多く、もしかしたら本格的に再始動するのかなと・・・。封印してきた「人見元基」の名前、いよいよ解禁ということでしょうから、否が応にも期待が高まってしまいます。

いずれにせよ、来年のライブもチケット争奪戦でしょうから、何とか行ければなと思っています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!




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