圧巻だったBAND-MAIDの4時間弱のライブ
どうも、ウクモリ ヒロオです。
昨日は、横浜アリーナでBAND-MAIDの10周年記念ライブを堪能してきました。「堪能」という言葉がふさわしい記念すべき節目のライブ。なにせ、演奏した曲が33曲、ほぼほぼ4時間のライブ。何曲か演奏したのちに、小鳩ミクさんが「すごいセットリストにしてきたっぽ」という言葉、あらゆる意味で本当でした（笑）ただ、文句なしに素晴らしかったです。
とにかくまずはBAND-MAIDの皆さん、10周年おめでとうございます。
メンバーも、古くからのファンの方々にとっても、文字通り感無量の瞬間の到来だったに違いありません。苦労の末にようやくたどり着いた横浜アリーナ。年初に東京ガーデンシアターでのライブを敢行していたとはいえ、目標としていた場所でのライブを大成功させたことは、BAND-MAIDというバンドが一つの通過点に到達したことを示しています。
私はかなり前から彼女たちの存在は気になっていましたが、本格的に聴き始めたのは今年に入ってから。まだまだ新米ファンですが、私と同じように最近聞き始めたファンが多いことは、初めてライブに来た方も多いことで分かりました。着実にファンが増加していったであろう10年。軸たるものを全くブラさずに活動を続けてきたこと。あのスタイルを続けてきたからこその沢山の苦労があったんだろうなと思います。だからこそ、通過点でもあった横浜アリーナでのライブ終演後にスクリーンに映し出された「新章開幕」という文字が、とても輝いて見えたのは当然なのかもしれません。
4月のKNOTFESTで「from now on」のリフにやられ、名古屋まで遠征し、昨日の横浜アリーナまではたった半年しか経過していません。が、気が付けば、私が今一番観たバンドになっているという事実。私自身が一番驚いていると共に、もっと早くライブに行っておけばな・・・そんなことすら思っています。
ギャップ萌え
BAND-MAIDの特長を示す際、よく使われる言葉だと思います。メイド服とハードなロック、演奏とゆるゆるなMC・・・（笑）普通であれば交わらないキーワードが、絶妙なバランス感覚を融合しているからこそ、ファンは魅了されているんだと感じます。メイド服であるか否か、おそらくファンにとっては、あまり重要ではないかもしれません。ただ、KISSがメイクを復活したように、あの雰囲気があるからこそ、魅力が増しているのかもしれないな・・・そんなことも感じます。
今回のライブ、前半は皆さん少し緊張気味だったようです。MCで語られていた通り、ドラマーのAKANEさんはステージが始まった瞬間涙が止まらなかったり、ボーカルのSAIKIさんはピアノ演奏で手の震えが止まらなかったり・・・初挑戦ゆえの壁のようなものがあったんだと思いますが、ステージが進むにつれてリフレッシュし始めていることが分かるようにもなってきました。
ランウェイを進むファッションモデルのような立ち振る舞いで、唯一前方まで来ることが出来たAKANEさん（笑）あんなアドリブが出来てしまうのは、メンバー間の信頼があるからからこそなのかなと感じました。そんな関係性があるからこそ、あれだけの迫力ある演奏がつながるのかなとも。
だからこそかもしれませんが、ライブが終わってから改めて感じたのは、BAND-MAIDはリズム隊がしっかりと軸を構築しているからこそ、ギターやボーカルが映える・・・そんな点です。今回はそこに、あれだけ長時間をしっかりと歌い続けたSAIKIさんの凄味も加わり、観る者を常に圧倒し続けていました。どうやったら、喉をキープできるんだろう・・・とても気になりました。
いずれにせよ、メンバーチェンジを繰り返すバンドが多い中、結成から１０年の時を経て、あれだけメンバーが仲良さそうにしている姿も微笑ましく、これから新章に突入しても、あのメンバーでしか醸し出せないオーラを解き放ち続けて欲しいと思っています。最後、ドラム後方に駆け上がっていく直前に、思わずみんなで抱き合っていたメンバーの姿、おそらく多くのファンの方がほろりと涙したんじゃないかと。
個人的には「ぽ」を付けない時代の動画が大画面で流され、崩れ落ちる小鳩さんと、それに対して「ビジネス鳩じゃないか」と鋭い指摘をしていたSAIKIさんのやり取りが最高にツボに入りました（笑）
本当に良いライブでした。ありがとうございます。
セットリストは、SNSでアップされているようなので割愛します。また、今回は最後に撮影OKの時間がありましたが、あえて写真は横浜アリーナの正面で撮影した記念すべき１枚だけをアップしたいと思います。昨日のライブは配信で観られるようですが、来年春には映像作品としてリリースされていることも発表されていることから、それまで楽しみにしていたいと思います。
終演後、物販の待機列が短かったこともあり、思わずこのＴシャツを衝動買いしてしまいました。そして、来年夏前までのライブが告知されていたので、思わず「お盟主様の会」に登録してしまいました（苦笑）来年のライブ、行けるといいなぁ・・・と少し期待しています。
今回は長文になりましたが、相変わらずライブ本編にはあまり触れない薄めのライブレポになってしまいましたが、本当に楽しかったので、より多くの人にBAND-MAIDを知ってもらえればと思います。
こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝！
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