驚きの当選!渋谷スクランブルスクエア
どうも、ウクモリ ヒロオです。
先週、渋谷スクランブルスクエアの展望台「SHIBUYA SKY」がInstagramで募集していた、アップサイクル素材で出来たサコッシュのプレゼントキャンペーンに当選したと通知がありました。Instagramで募集ページを確認したところ当選者30名に対して、応募は270名もいてビックリ。かなり狭き門を潜り抜けたんだな・・・と自分でも驚いています。
先週末偶然、昼食時の電車の乗り換えで渋谷を通過したので、現地でサコッシュを受け取ってきました。私が選択したのはダークブルー系、ただし背面の木のつぼみのようなワンポイントが印象的なデザインのもの。大切に使おうと思っています。
今回のバッグはアップサイクル素材で・・・と書きましたが、ターポリンという耐久性に非常に優れた素材で出来ています。元々この素材は、渋谷スクランブルスクエアで開催された展覧会の広告として使われていたもの。広告に印刷された作品の一部が、バッグとしての価値を新たに与えられました。
実はこのトラベルバッグを手掛けた方々は知り合いです。デザイナーの方々ですが、少し前から渋谷の街で多く見られるターポリン素材の広告に注目されていました。素材がキャンプ用品などにも使われる高耐久性な素材なのに対して、広告としての寿命は2週間。しかも、掲示後はすべて廃棄という実情を知り、素材の持つ寿命と実際の使用期間のギャップを埋めるべく、アップサイクルすることを思いつきました。
この方法が一般的になれば、権利面をクリアしなければいけませんが、例えば芸能人やアート広告を使って、一品一様のファッションアイテムを販売することが可能です。分譲販売のように、広告のどの部分が欲しいかも選べるようにすれば、アート作品のようにプレミアム価格で販売できるかもしれません。行政が掲示した広告であれば、税収につながるため、その目的のために広告のデザイン性が向上し、結果として街の見栄えも大きく変わるような気もします。
実態が分からないのであくまで推測ですが、今年夏に行われたオリンピックの広告は、相当量廃棄されたのではないかと想像しています。今回のようなアップサイクルのサプライチェーンが生まれれば、おそらくかなり環境負荷低減につながるのではないかと感じます。大切なのは、しっかりとサプライチェーン間で収益が生み出せる仕組みが維持出来ることだと思っているので、ブランディングの要素も大切になってきます。
リサイクルプロセス自体は、新品を作るよりもコスト増になってしまう可能性が高いと思われます。ただし、環境問題が深刻化する中で、企業側としてはサスティナブルという側面で社会貢献が出来ると同時に、新たな収入源にもなるかもしれない・・・そんなチャンスにつながるかもしれない今回の新たな流れ。多くの人に注目して欲しいと思っています。
そんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?