リスニング学習で英語を伸ばす最大のメリットとは！？

みなさんはリスニングによる英語学習を避けてないですか？

「リスニングって難しいけど、やっぱりやった方がいいの？」

「リスニングなんて本当はしたくない！ただ良さそうだからやってるだけ...」

「リスニングしたらどういう風になれるのか、先に結果を知りたい！」

英語は話したいけど、正直このような気持ちがある方も多いのではないでしょうか？

今回の記事は、リスニング学習についての目的や、リスニングによって得られる成果について再認識したり、新たな発見をしていただくためのものです。

結果からいうと、英会話をする上でリスニングの学習は大切です！

難しいスキルかもしれないですが、避けては通れない道と言えます！

ですが、一見、難攻不落なリスニングに見えますが、実はそうではありません！

今は「リスニングって全然できるようになる気がしない！」と悩まれている方もいるかもしれませんが、実はリスニングは、英語４技能（リスニング、スピーキング、ライティング、リーディング）の中でもっとも早く成長してくれるものなんです！

いつの間にか「あれ？聞き取れるようになってる」と感じることもできるでしょう。

そして、リスニングは”向き合い方”を変えることで、その学習効果を何倍にも引き上げることができます！

１、リスニング学習の最大メリット！

まずリスニング学習によって、”何ができるようになるか”を知っておきましょう！

これ知らずにただダラダラ英文を聞いてるだけでは、学習効果は期待できないですよ。

リスニングという漠然とした大きな課題から、学ぶべきテーマを見つけておきましょう！

①”音と共に”単語やフレーズが覚えられる！

リスニングの最大メリットは”音と共に”単語やフレーズを覚えることができるということです。

単語帳や問題集を使って単語学習をしていると、どうしても目で学ぶことに意識が集中してしまいます。

最近では単語本にCDやMP3音声がついてたりしますが、目で学ぶ意識のままなので、なかなか音まで学べません。

あくまでCDは本に付いているおまけのような感覚なのではないでしょうか？

※単語学習は、情報をまず目で覚え、次に耳で音を確認しがち！

しかし、リスニング学習であれば、すでに意識が耳に向いているので、音から理解しようとします！

※リスニングは、まず音を聞き、「あれこの音の単語ってなんだっけ？」というふうに、まず耳で情報を取り入れ、目で確認するという流れ。

ここで思い出して頂きたいのですが、英語が聞き取れるようになる仕組みは、まずサウンドを知り、その後に意味を理解するということでした。（別の記事参照）

つまり、”英語を聞き取る”ときの脳の動きは、いつだって”音が先！意味が後”という流れです。

だって、音を知らないと、どんなに意味を知っていたって、どんなにスペルを見ていたって聞き取れるようにはならないですもんね。

例えば次の文章を見てください。

My name is Masa.（私はマサです）

例えネイティブがしゃべったとしても、このフレーズは多くの方が聞き取れると思います。

これはなぜかというと、皆様が、"My"という音と、"name"という音と、"is"という音を知っているから聞き取れるんです。

そして、知っている音を聞いてから、頭の中でどんな意味だったかを思い出すんですね。

またこの"My name is"というフレーズは、言葉がハッキリしている単語で、日本人にも発音しやすい音であるため、すぐに聞き取ることができます。

では、こちらはどうでしょう？

What are you going to do tonight?（今夜何するの？）

こちらの文章も多くの人がすぐ理解できる意味だと思います。

ですが、この文章は会話ではよく省略され、会話では

「ワユガナドゥトゥナイ？」

と話されることが多いんです。

どうですか？

音を知っていないと内容を理解できなさそうですよね？

だから音は知っておくべきなんですね。

音を知っておくことでリスニング力、会話力が上がります！

そして、音と共に単語やフレーズの意味を理解するために、今後は英語の学習に映画観賞やリスニング教材を付け加えてください！

特に、映画や教材でリスニングをしているときは、

「この単語はこんな音なのか！」とか、

「このフレーズの音は自分が思ってたのとは違ったな！」

とかを意識して聞くようにしてください！

これだけで、リスニングのレベルは格段にアップします！

また、音と共に単語やフレーズを覚えると良いことがもう１つあります！

それが、シチュエーションとイメージを掴みやすいということです。

例えば、映画であれば、その単語やフレーズが使われている雰囲気や会話のノリというのも一緒に知ることができます。

これがとても大切で、実際、僕たちが英会話中に覚えた単語を使うときは、その単語が今のノリにふさわしいかどうかが鍵になります。

なので、音と意味とイメージやノリを同時にマスターできる映画や教材のリスニング学習はとても理にかなっています！

②リスニング力はスピーキングに直結する！

これは言わずもがなですが、リスニング力が上がれば、スピーキング力も向上します。

なぜなら、音を知っているので、その音を発することもできるんですね。

（※実際には、どうやってその音を出すのかトレーニングが必要ですが、どんな音が正しいのか知っているだけでもスピーキング力は上がります）

音を知っていることで、自分のしゃべっている英語がどうすれば相手にとって気持ちよく聞こえるか、カッコよく言えるかなどを考えられるようになるので、会話力の上達スピードが上がるんですね。

普通、英語ビギナーの方はスピーキングのとき、「どんな言葉を使ったらいいんだろう？」ということしかフォーカスできていないことが多いです。

実際、言葉のチョイスだけに意識が向いている方の英語はカタカナ英語のことがほとんどです。

ですが、音を意識できている人は「どんな風にしゃべったら伝わりやすいんだろう？」まで考えることができています。

これが、スピーキング力上達の鍵になるんですね。

そして、音を意識した考えができるのは、リスニング学習をしているからこそなんです。

③コミュ力が上がる！

これも当たり前なのですが、リスニング力が上がり、その結果スピーキング力が上がれば、当然のようにコミュニケーション力も上がります。

逆に、リスニングができなければ、外国人の方とスムーズなコミュニケーションをとることは難しいです。

例えば、

What are you going to do tonight?

とあなたが聞いたとします。

それに対して、外国人の友人がしゃべった内容を全く聞き取れなかったらコミュニケーションになりませんよね。

リスニングは英会話力を上げてくれる１番大事な要素になるのでぜひ頑張って取り組むようにしてみてください！

２、おすすめのリスニング学習

「そうは言ってもなかなかリスニングが聞き取れるようにならない！」

という方もいらっしゃいますよね？

僕もそうでしたが、英語をはじめた頃は、海外ドラマのフレンズが１ミリも聞き取れませんでした。

「こんなもの何回聞いたところで聞き取れるようになるわけない！」と思っていました。

気持ちとてもわかります。

ただ、実際僕は英語で仕事ができるようになりましたし、今リスニングができなくても必ず英語は聞けるようになります。

この章では僕がおすすめするリスニング学習法をお伝えしますね。

まず、リスニングには自分にぴったり合ったものを選ぶようにしましょう。

例えば当時の僕にとって、フレンズは難しすぎた...

これだと単純にモチベーションが下がるし、達成感もなくどんどん英語の熱が冷めてしまいます。

そこで僕がおすすめするのが、短い文章のリスニングです！

例えば、ディズニーのアニメやシットコムのワンシーンのみを集中して聞いたり、TOEICであればPart1かPart2だけを何回も聞くことが効果的です。

そして、ただ聞くだけでなくシャドーイング（音声に合わせて２〜３秒後に真似して話す方法）をすることが大切です。

聞き流すだけよりも、どんな語彙が使われているのか意識しやすいのでシャドーイングはおすすめです。

シャドーイングも１日１回だけやるのではなく、１日目は１０回、２日目は７回、３日目は５回、１週間後は１回という風に段階的に減らしていくことが効果的です。

１日目と１週間後では聞き取れる数が確実に違っています！

成長を実感できると思いますよ。

上記の内容が慣れてきたら、リスニングやシャドーイングする範囲を増やしたり、課題のテーマをもう少し長いものに変えたり、難しくしたりするのも良いでしょう！

もう１度言いますが、自分が心地よくできる、自分よりも少し上のレベルをやっていくのが自己肯定感も下げずに継続していくコツになります！

ぜひ挑戦してみてください！

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