【口福祈願まんじゅう】続!!日本全国のミルクまんじゅうを全部取り寄せて食べる
これまでのあらすじ：
博多通りもんの影に隠れた日本全国のご当地「ミルクまんじゅう」を探し求め、60種近くを食べ比べたライターのるゆにつ。
一通り食べ終えて安心していたのもつかの間、まだ見ぬミルクまんじゅうが我も我もと押し寄せてきてーーー!?
るゆにつは乳菓を制し、今度こそマイベストミルクまんじゅうを決めることができるのか。
バター、練乳、生クリーム。乳製品にまみれた聖戦が今、再び開幕。
戦いの模様はこちらから
柳月：口福祈願まんじゅう（北海道）
去年、全国のミルクまんじゅうを食べ比べた際にトップバッターを飾ったのが、北海道は柳月の『十勝みるく』。
その時のミルクの濃さ、素材の強さによる衝撃は凄まじく、「やっぱり北海道のものは全部美味しい」という認識を再度より強くしたものでした。
その柳月に、まだ隠れた逸材がいたことを知って居ても立ってもいられずつい取り寄せてしまいました。
その名も、『しあわせ願う黄色いバター 口福祈願まんじゅう』。
お守りの形で小ぶりなパッケージが可愛い！
幸福ではなく、”口福”なのがニクいポイント。
こんなのをぽんと渡されたらちょっと嬉しくなっちゃいますね。
以前お取り寄せをしてから、柳月さんは季節ごとにメルマガをせっせと送ってきてくださるのですが、その文章が本当に温かいんですよ。
食べる人、渡された人の笑顔を思って作っているお菓子なんだなぁということがわかる、誠実なメルマガです。
本当についつい毎回買ってしまいそうになるので自制が必要ですが。
この口福祈願まんじゅうは”こどもの日、母の日どちらにも、おすすめのおやつ”とされており、確かに家族の集まる場所でこの包みを開けたらわぁ！と盛り上がること間違いないでしょう。
そんな魔力、いや魅力のあるおまんじゅうが今回は登場いたします。
今回の口福祈願まんじゅうは、パッケージにも顕れている通り、生地にもあんにもバターが練り込まれているのが売りの”バターまんじゅう”です。
バターまんじゅうということで今回ランクインさせていいものか、少し悩みましたが乳製品があんor生地に練り込まれたおまんじゅう＝ミルクまんじゅうですのでセーフです。セーフと言ったらセーフです。
さっそく食べていきましょう。
実食！
いや、黄色っ！！！
開封早々、鮮やかなバターの黄色に目を奪われます。
今バターを塗ったのか？と思うくらい、ペッタペタツヤツヤのテクスチャーです。
バターそのものを目の前で嗅いでいるかのような、圧倒的なバターの香り。
断面を見るとあんに比べて生地の黄色さがわかると思います。
食べてみるとミルキーを通り越してコクの暴力に舌が翻弄される、見た目のほっこり感に反してかなりストロングなミルクまんじゅうです。
お、おいしい～～～～。
商品説明では、
ふんわりバター風味とありましたが、”ふんわり”でも”風味”でもないよ！！！
”ガッツリバターそのもの”と書けよ！！！と思いました。それほどにしっかりバターです。
同じ柳月の十勝みるくはミルク感に全振りでしたが、こちらは完全に別物。
”バターまんじゅう”の名に恥じぬバター推し。
でも生クリームも練乳も入っているため、ミルクまんじゅうでもあるという不思議な一品です。
バターに塩みとコクがあるのでチーズのような味も感じられ、1個の満足度がかなり高く、これはまさに「口福」でした。
餡のミルキー度…★★★★
香り…★★★★★
全体の口溶け…★★★★
皮との一体感…★★★★
圧倒的バター…★★★★★
まとめ
十勝みるくと口福祈願まんじゅう。
同じ会社からいくつかミルクまんじゅうが出ていることは珍しくないですが、ここまで系統が違うのは初めてのことで、ミルクまんじゅうの定義の広さには驚くばかりです。
黄色いものは縁起がいいと言われますが、この口福祈願まんじゅうを食べれば確かに運気がアップしそうです。
食べるだけで笑顔になれてしまう、それがミルクまんじゅうのご利益にほかなりませんね。
確かに、これまで70種類はミルクまんじゅうに巡り会えてきたわたしはかなりのラッキーウーマンと言えるでしょう。
それではまた次回🌕
今回のお店：口福祈願まんじゅう（柳月）
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