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凡人が天才に勝つために必要なこととは?

結果を出すために必要なことは何か

京セラを成功に導いた稲盛和夫氏が、人生や仕事で成功するために大切なことを次のような方程式で示しています。

「人生と仕事の結果」=「考え方」×「熱意」×「能力」

この考えに基づいて、私は仕事の結果をこう捉えています。

仕事の結果=「生産性」×「情熱」×「投下時間」

最近では、ワークライフバランスを大切にし、残業をできるだけしないという考え方が広まっています。しかし、成功を収めてきた経営者たちは、皆多くの時間を仕事に費やしてきました。私が関わっている社長もみなとても努力をしています(努力をしていると自分で言っている人はいませんが)。

よく「質」と「量」は対立するものとして扱われますが、私はそれらが深く結びついていると考えています。どちらかを犠牲にするのではなく、両方を大切にすることが重要だと思います。

仕事で結果を出すためには、他の人が寝ている間に早起きして仕事や勉強をしたり、他の人が休みの日にも仕事や勉強をしたりすることが必要だと思います。

私を含め、多くの人は天才ではない普通の人間です。

「凡人が天才に勝つにはどうすればいいのでしょうか?」

その答えは、天才以上に努力をする以外にありません。努力を積み重ねることで、少しずつ差を埋め、追いつくことができると考えています。これは仕事に限らず、勉強でも同じです。

「努力は不平等を平等にしてくれる手段」なのです。

もちろん、情熱や生産性もとても大切な要素です。ただ、それに加えて、時間をしっかりと使うことが、凡人が天才に近づくための鍵だと私は感じています。

成功は1日にしてあらず

楽をしてお金を稼ぎたいと考える人は多いですが、現実はそう簡単ではありません。そういった思考が原因で、投資詐欺などの被害がなくならないのだと思います。お金を稼ぐのは、決して楽なことではありません。

だからこそ、試行錯誤しながら、コツコツと愚直に続けることが大切なのです。私も365日、ほとんど休まずに仕事や勉強に取り組んでいます。土日や祝日も、朝3時には起きて行動を始め、夜更かしをすることもほぼありません。

毎日の行動をルーティン化することで、それが習慣になり、自然と継続できるようになります。

ただ、これが「正しい生き方」というわけではありません。
人それぞれ、趣味やプライベートを大切にすることが優先であれば、それが正解だと思います。

ただ、もし社長として成功を目指すなら、ワークライフバランスにこだわりすぎない方が良いかもしれない、と私は感じています。

これはあくまで、私がこれまで多くの経営者を見てきて得た一つの感想です。

人生は一度だけ。一人ひとりがそれぞれの定義をもって自分の人生を生きていきましょう。

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