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[更新]連載小説『空六六六』五章劫火ノ語リ 怪物とただのデブ

 こんにちは、浮草堂です。文化の日の『空六六六』更新です。
 まあ、わたくしは仕事ですし、サブタイトルは率直ですね。
 怪物相手に種明かし。あれは嘘つきのメンヘラです。の回。
 読書の秋です! 張り切って参りましょう!
『空六六六』
 異常正義漢の少年と、最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
 刀と銃で紡がれる、現代成長ファンタジー。
 傷つき迷い間違えて、殺して走って恋をして、友だち作って世界を護る。
 大人を目指す物語。

ミッドナイトノベルズ(こちらのみR18・なろうグループの規約の関係故ですので、pixivと内容は変わりません)

https://novel18.syosetu.com/n3506ft/

pixiv

「待てって。納が気づいてねえんだから」
 ユキ・クリコワは。
「納、お前、騙されてるぞ」
 奪う側の人間だからだ。
 しぶしぶユキがダンボールに座り、黙る。
「騙されてるってどういうこと?」
 大きく目を見開いて問うてくる。こいつは騙されてばっかりだ。
「まず、その久美子って女、お前が1時間半返信しないと「心配」で通話をかけてくるんだよな?」
「うん」
「つまり、その女は自分がSNSを送って1時間半、ずーっと通知がこないかスマホかパソコンに張り付いてるわけだ」
「うん」
「そんなんで仕事になるか?」
「あっ……」
「たとえ仕事中のパソコンに通知がくるとしてもな。返信は常に即座にできねえだろ。ましてや家事だの外出中だの論外だよ、目玉と手が4本あんのかよ」

本文抜粋

 次回更新は12月1日(金)! 今年最後の更新をよろしくです!
 そーしーてー!
 11月11日(土)の文学フリマ東京(流通センター)に、す-03「浮草堂」で参加します! 
 WEBカタログ 

 本章の続きがまるっと読めて、納の師鏑木一刀斎と、職業ファムファタールなバツイチ子持ち男性の潜伏同居生活を描いた書き下ろし付の『空六六六5巻 劫火ノ語リ』
 生きるのが下手な、登場人物たちのSS集『欠けてるぼくらのかはたれとき』
 そして新刊二章修行ノ語リの土御門家の、阪神優勝記念コメディ無配コピー本『空六六六番外 猛虎優勝京都の乱』あります!
 他にも小説いっぱいありますよー!

 ではでは See you!

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