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シドニーの「は」 「バ」ーベキュー

大阪には、一家に一台たこ焼き機があるとは言いますが(多分真実ではないかとは思いますが)、それぐらいの割合で、シドニーでは、一家に一台バーベキュー台がありように思えます。

シドニーを散策中、アパートのベランダを見てみてください。まーるいUFO型か四角いバーベキュー台が置かれていることが多いと思います。大きなマンションには、公共エリアにバーベキュー台。週末に友達を呼んで、クリスマスに、年越しに、誕生日会に。理由はなんでも良いのです。何かあったら、とりあえず、バービー*1! シドニーサイダー*2は、バーベキューが大好きなのです。

公園やビーチには、無料で使えるバーベキュー台があります。シドニーには大きな公園がいくつかありますので、旅行中、ちょっと覗いてみると面白いかもしれません。お肉や野菜を持ち寄って、ビール片手に日永バービー。ゆっくりと時間を感じることができるでしょう。

ちょっと面白いと思うのは、スナッグ。バーベキュー台でよく焼くソーセージなのですが、焼き終わったら、薄い食パンで挟み、その上に飴色まで炒めた玉ねぎ、その上からトマトソースかバーベキューソースをかけた定番メニュー。こちらで有名なホームセンター「バニングス」に週末に行くと無料でスナッグを配っていたりするので、オーストラリア文化に触れたい方はぜひ。

ちなみに、このバーベキュー、お父さんの仕事として認識されている感があります。もちろん各家庭によって違うとは思いますが、オーストラリアンブローク*3がビール片手にバーベキューをこなしていく感じ。オーストラリアの一つの光景かなと思います。

*1 - バーベキューのこと。オーストラリア人は相性を込めてこう呼びます。
*2 - シドニーに住んでいる人たちのこと。これに対して、メルボルンに住んでいる人のことをメルボニアンと呼びます。
*3 - オーストラリアの男性的な男性。クロコダイルダンディー?


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