【Recipe スパイスふりかけ】
ごめんなさい。
最初に謝っておきます。
レシピを公開しようと思ってスパイスふりかけの分量をはかって
作り始めたら、思いがけず、夫・てるさんとの間で商品化が決定してしまったので、詳しいレシピの公開ができなくなってしまいました。
でも、すごくおいしくて
もしお手元にあるものでできそうならトライしていただきたいので、
「すぐに食べてみたい」
という方は、レシピを参考にご自身で作ってみてください。
「材料もないから、作ってくれたものを食べたいわ〜」
という方は、
2月に仕込み予定のスパイスカレーパウダーと同じタイミングで
こちらも販売をしたいと思っていますので、
どうぞ楽しみにお待ちくださいね。
ではでは、分量記載なしのざっくりですが、
スパイスふりかけのレシピです。
<材料>
・ナッツ
・コリアンダーシード
・クミンシード
・白胡麻
・ターメリックパウダー
・ココナッツファイン
・天然塩
ナッツたっぷり、スパイスたちは少量ずつご用意ください。
<作り方>
1 ナッツは、生の場合はローストして火を通し、
包丁などでお好みのサイズに刻んでおく。
2 ターメリック以外の、ココナッツファイン、
コリアンダーシード、クミンシード、白胡麻、
天然塩をフライパンで空炒りして火をとおす。
この後できれば、すり鉢とすりこぎなどで
スパイスたちを押し潰しておくと、
さらに風味が増すのでおすすめ。
3 1と2、ターメリックパウダーを混ぜ合わせて出来上がり。
どうでしょう。
とっても簡単です。
スパイスを使ったふりかけは、世界の各地域ごとにいろいろあって、
最近では、中東のスパイスふりかけ「デュカ」が人気です。
デュカはナッツをベースにしたものなので、
今回作ったものはデュカに近いかもしれません。
が。
私は南インド料理がとても好きなのです。
南インドのスパイスふりかけは「ポディ」と呼ばれ、
ココナッツフレークやココナッツオイル、
そして唐辛子やニンニクなども入ります。
今回のレシピではココナッツファインを加えているので
少し南インド寄りでもありますね。
(実は今回もうひとつ、南インド料理でよく使う
パンチのあるスパイスもこっそり入れています)
なので、商品化するときの商品名を今からちょっと悩んでいて、
「デュカ」でもないし「ポディ」でもない、ちょうどいい間のもの。
「ポカ」?
「スパイスふりかけ うかのポカ」
ちょっとかわいいですね。
どんな名前になるのか、そちらも楽しみにお待ちいただけたら。
さてさて。
できあがったスパイスふりかけの使い方ですが、
意外と万能でいろいろなものに使っていただくことができます。
カレーはもちろん、サラダ、納豆、冷奴、野菜炒め、和物。なんでも。
また、それぞれの素材の持つ薬効にも注目です。
コリアンダーシードは消化不良によく、胃の調子を整えてくれたり、便秘や下痢などの腸の不調和も改善する作用があります。
そのほかにも、不安感を和らげたり、体の炎症を鎮めて痛みを軽減させるような働きもするようです。
クミンシードもまた消化不良によいスパイス。加えて、香り成分がリラックスを誘う働きをするので、安眠なども期待できそうです。
そして、ターメリック。
これはもう、現代人はぜひとも積極的に、毎日少量ずつ摂りたいスパイス。
肝臓に働きかけて解毒を促してくれるとされています。
インドの伝統医療アーユルベーダでもよく使われる素材で、古くから研究も盛んに行われているので、薬効に関してもデータがたくさんあがっています。気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
今回試作したスパイスふりかけは、年明けに開催するワークショップやハーブ料理会でみなさんに食べていただくためのもの。
これから改良を加えて、2月の本仕込みに入りたいなと思っています。
スパイスは、うかspice+で育てた自然栽培スパイスもお求めいただくことができますので、よろしければどうぞ。
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