うかspice+ 伏見まゆみ

淡路島の山の上で、心と体と魂に調和をもたらす植物を自然栽培で育てています。

うかspice+ 伏見まゆみ

淡路島の山の上で、心と体と魂に調和をもたらす植物を自然栽培で育てています。

最近の記事

〝心と体のメンテナンスday〟

忙しく流れていく毎日のなかで、ふと立ち止まってみる。 そして 「最近の体の調子はどうかな?」 「心の状態はどんな感じかな?」 と、自分の心と体を眺めてみる。 そんな機会って、なかなかありませんよね。 でも 普段使っている調理道具にしても 電化製品にしても 家自体にしても 定期的にお掃除したり 修繕することはとても大切で。 心地よく、長く使い続けるには必要なことでもあります。 私たちの体も同じ。 心もそう。 体は、何かあれば正直に不調としてあらわしてくれま

    • チクリと刺さる言葉

      人から何かを言われて嫌な気分になる。 そんなこと、よくありますね。 特に、パートナーや親、兄弟など、 身近な存在ほど嫌なことを言ってきます。 言われて(もしくはそういう態度をされて)、 悲しくなったり、怒りが出たり。 逆に、それを発端に相手のことを非難したり。 まぁ、私たちは本当にいろいろな人生劇を繰り広げています。 でも実はその言葉(その態度)、 「自分が自分に言っていることだったりするんですよね」 というお話です。 我が家はいま、久々に険悪ムードです

      • 〝神様とのお話〟 はじめました

         いきなりの宗教的タイトルで引いてしまうかもしれませんね。 それも、「冷やし中華はじめました」的なノリで。 まぁ、そんな感じのお話なのかもしれません。 一部の人にだけ話している〝神様とのお話〟 。 話している間は、その内容にガッテン「!」したり、 「ほうほう。覚えておこう!」と思うのだけれど、 すぐに「あれ?なんだったっけ?」となってしまう。 たとえ覚えていても、言葉での会話ではないので 言語化するのがすごく難しい。 そんなオカルト満載な〝神様とのお話〟を、 スロ

        • グリーンカレーの大雑把な作り方

          先日、グリーンカレーの作り方をお問い合わせいただいたので、細かなレシピ無しの、大雑把な作り方を、簡単にお伝えしようと思います。 大雑把に適当に簡単に作っても、それなりに美味しくなってしまうのがグリーンカレーのすごいところ。 今回も、そのとき手身近にあるもので作ったグリーンカレーのご紹介ですので、お手元にある材料でぜひ作ってみてくださいね。 必須材料は6つ! 私がいつもグリーンカレーを作るときに揃える材料として、「これだけは無いとグリーンカレーにならない」と感じているのが、

          認知症の母と私の共演

          東京で一人暮らしの母が認知症になり、なんだかんだありながらも、やっと。 1週間前に、私が住む淡路島へ、母に引っ越してきてもらうことができました。 母との日々のやりとりの中で、母から学ぶことのなんと多いことか。 母のために割く時間は膨大です。 心労もかなりです。 でもそれ以上に、学んで、学んで、学びつくす、その材料をたくさん母がくれるのです。 私の学びのステージが、否応なく、加速して引き上げられていくのを感じます。 毎日、毎瞬、より深い学びが魂に刻まれていく感覚。

          5月はじめのハーブたち(前編)

          5月に入ると、畑のハーブたちのエネルギーも一気に上がってきます。 眩しいくらいの、弾けるエネルギー。 その一部をご紹介です。 コリアンダー(胡荽/コエンドロ) 「パクチー」の名前で知られるコリアンダー。 葉っぱは生のままアジア料理に使いますが、花が終わって付く丸いタネは、カレーに必須のスパイスとして広く活用されていますね。 ハーブとスパイスの定義ってあいまいだなーと思っているのですが、私の中では、「葉っぱや根っこ、お花を使うときはハーブ、タネを利用する場合はスパイスと呼

          4月はじめのハーブたち(後編)

          4月のはじめに撮影したハーブたちも、ゆっくりご紹介しているうちに、4月も後半に突入してしまいました。 この時期はハーブたちの1日の成長も旺盛で、畑のハーブたちも、写真におさめた時とはずいぶん違った様子になってしまいましたが、あくまでも記録として「4月はじめのハーブたち」を今回もお届けします。 ナスタチウム(金蓮花/キンレンカ) 葉っぱもお花も、タネとなってついたばかりの緑色の若いサヤも、全部食べることができるナスタチウム。 全草にピリッとした絡みがあります。 この辛味がア

          根深い感情のもつれ。解いてくれたのは母の認知でした。

          人は、生きているなかで、他の人とさまざまな関係性を作りあげます。 その関係性のなかでさまざまなことが起き、さまざまなことを学んでいます。 とりわけ、肉親との関係性は、それはそれは深い学びの場をくれる。 まさに今、そんなことを体感しています。 母の異変 2〜3年前から、東京で、独り暮らしをしている母に異変が出始めていました。 認知症です。 当時、社会人になりたての娘が母の元に下宿しながら通勤をしていたので、なんとなくの様子は聞いていました。 「ばぁば、ちょっとお

          4月はじめのハーブたち(中編)

          先日ご紹介した、この時期のハーブたちの様子。 少しマニアックなハーブからご紹介を始めてしまったので、今回は、メジャーな種類を集めてみました。 オレガノ(花薄荷/ハナハッカ) トマトやチーズと相性の良いことで知られるオレガノ。 オレガノにもさまざまな種類がありますが、うかspice+で育てているのは、お料理で使いやすいグリークという種類。 そして、今回のシリーズでのご紹介はありませんが、気絶してしまいそうなほどに良い香りのスイートマジョラムも育てています。 オレガノはよく

          4月はじめのハーブたち(前編)

          今年はとても寒い冬でした。 いつもは冬越しできるハーブたちの中にも、場所によっては、寒さに耐えきれずに枯れてしまった子たちもいます。 そんな中、寒さをじっと耐えぬいた子たちから新芽が出始めました。 命の営みがスタートする、小さな小さな兆しです。 記録も兼ねて、今朝の、家の周りのハーブ畑の〝兆し〟を並べてみました。 マロウ(薄紅葵/ウスベニアオイ) 今はまだこんなに小さな状態ですが、この先グングン背丈を伸ばし、初夏には私たちの身長くらいにまで成長。 赤紫色のきれいな花

          自分の想いを言葉にするということ

          今月も、2回の「波動で綴る文章講座」を終えさせていただきました。 「自分の中から湧きあがる想い、感覚を、自分らしい言葉にして発信したい。そして、その発信に共鳴してくださる方たちと繋がり、自分の世界を充実させていきたい」 そんな想いで参加をしてくださる方がとても多いように感じます。 講座にご参加くださる方の場合は、自分を表現したいと思うフィールドがたまたま言葉や文章であっただけで、人によっては絵であったり、写真であったり、音楽であったり、服であったり、料理であったり、お菓

          フラワーエッセンス講座と個人セッションの違いについて

          フラワーエッセンスについて、最近、立て続けにご質問をいただいたので、こちらでも共有したいと思います。 【個人セッション(オンライン/対面)】 1対1で、いま現在抱えている悩みや心配事、不安、もやもやなどをお伺いし、その感情が出てくる仕組みや解消への具体的なアドバイスなどをお伝えしながら、いま必要なフラワーエッセンスをセレクトいたします。 選んだフラワーエッセンスを1本のボトルに調合しますので、それを約1ヶ月かけて飲んで、ご自身の変化を感じていただきます。 初めてセッシ

          育てているようでいて、育てられている

          畑仕事をしていると、「野菜にも〝一生〟というものがあるのだな」と実感します。 土にタネをおろし、芽が出て、成長して、食べごろを迎える。 私たちはお店で、その、ほんの一瞬の「食べごろ」の野菜たちしか目にすることができません。 でも、それ以降も野菜たちは畑で成長を続け、食べごろを過ぎ、子孫を残す時期を迎え、タネをつけ、枯れて、静かに土に還っていきます。 その一生の美しいこと。 どの瞬間にも、野菜たちのもてる限りの力が発せられているのを感じるのです。 野菜の旬 「食べ

          依存を減らす

          そろそろ珈琲用のペーパーフィルターが無くなりそう、ということで、 「買うために山を降りる?」 と、なったのですが。 ふと。 「買い続けなければ成り立たない暮らし」にギモンを感じてしまい、思い立って、手縫いでフィルターを作ってみました。 切ってまつるだけの簡単フィルター。 伊豆の友人が桜の木で染めてくれた絞り入りの手ぬぐいで作ったので、縫っている間もその友人家族のことを思い出してあたたかい気持ちに。 長く使い続けたいと思わせてくれるフィルターになりました。 残り

          あなたの畑は元気ですか?

          出荷用の玉ねぎの皮を剥いているとき、ふと、「フラワーエッセンス(*)の世界では、よく〝玉ねぎの皮剥き〟って言葉を使うなぁ。人間も、余分なものを全部剥いたら最後はなにもなくなっちゃうのかな」なんて思ったことがあります。 そして、ふと、「私が個人セッションでしていることは、自然栽培の畑づくりをお伝えすることと似ているなぁ」と思ったんです。 (あまり公言していませんが、フラワーエッセンスのセラピストとして個人セッションも行っています) さて。どこがどんなふうに似ているのでしょう

          自然栽培とOODAループと人生と

          畑で野菜やハーブを育てていると、「これって〝畑〟という世界で起きていることだけれど、そのまま私たちの人生にも当てはまるなぁ」と感じることが、しばしばあります。 また、その逆で、「日常の出来事がそのまま畑の世界でも起きているんだな」と感じることも。 畑からは、野菜やハーブといった恵みを日々たくさんもらっていますが、それ以上に、目には見えない人生の学びをもらっている。 今回はそんなお話です。 「PDCA」と「OODA」 「PDCA(ピーディーシーエー)サイクル」という言葉