ラーメン食べたい

海外への憧れが一切ない一生日本国内のみで生きていきたかった人間が、家族3人で数年間イギ…

ラーメン食べたい

海外への憧れが一切ない一生日本国内のみで生きていきたかった人間が、家族3人で数年間イギリスにて生活することになってしまいました。そんな日々をちょっと後ろ向きな視点で、備忘録も兼ねて徒然なるままに書いてみたいと思います。

最近の記事

イギリスの学校給食のいろいろ

学校関連ではいろいろ衝撃くらってますが、まずはこのテーマで紹介したいと思います。 イギリスの給食はyear2の学年までは公立小学校では無料で提供してくれます。それ以降は低所得世帯だけ無料提供してくれるという話だったかと思います。 まず給食の名称です。 学校給食のことを school dinner 給食の時間になると dinner time と言われるそうです。ちょっとビックリしません?英語の授業で dinner=夕ご飯 って習ったと思うんですよ。一応イギリスにおいても夕ご

    • 母娘に立ちはだかる言語の壁

      娘が現地校へ通い出して半月ほど経った頃、彼女に異変を感じました。 入学時から朝はいつも学校に行きたがらないのですが、それはその時だけで、帰宅時には楽しかったと言って帰ってきていました。 しかし通い始めて2週間を経たある日の夜、ベッドの中で娘はしくしく泣き始めました… 私「何!?どうしたの!?」 娘「がっこうにいきたくない…おともだちができない…いっつもひとりであそんでる…」 えええ!?!?楽しく遊んでるって言ってたじゃん!嘘ついてたんかーい!…親に心配かけたくないとかあ

      • 安住の地、爆誕!!

        娘の現地校が始まり、それと時を同じくしてもう一つの学校に入学を決めました。 そうです、日本人学校です。 さて日本人学校ですが、これは住んでる国やエリアによって在り方に差異があるかもしれません。 ロンドンのような大都市ですと日本人も多くいますし、また駐在組も多いでしょうから日本人向けに平日毎日通う学校として存在しています。 かたや我が家がいるような地方ですと日本人がそもそも少ない上に、駐在よりも現地の方と結婚されている方が多いため、平日は現地の小学校に通い、土曜に週に一度日

        • 不安!!現地の小学校に入学

          さあ、私が渡英が決まってから一番心配していた部分です。 まずイギリス(イングランド)の小学校についてご説明します。 ご存知の方も多いかもしれませんが、こちらは学年の区切りが9月から始まり7月に終わるという流れでできています。 小学校は英語でelementary schoolと日本の学校で習った気はしますがそれはアメリカの話で、イギリスではprimary schoolと言って、5歳になる年齢から入学することになります。そう、日本より早いのです。 5歳になる子たちの学年をrec

        イギリスの学校給食のいろいろ

          私から見たイギリス住宅事情

          さてイギリスの賃貸物件は大きく分けて3種類存在します。 ①フラット こちらは日本でいう所のマンションやアパートです。 ②デタッチドハウス こちらは日本でいう所の戸建物件です。戸建といっても、一軒家物件、一軒家を半分に仕切って2世帯住めるようになっている物件があります。 ③テラスドハウス こちらは一軒の長屋をいくつも仕切って、何世帯も住めるようにした物件のことです。 我が家はフラットで契約することとなりました。 そしてこの賃貸物件ですが、イギリスにおいてはそこそこの割合で

          私から見たイギリス住宅事情

          絶望の夏休み

          約1週間のホテル住まいの後、無事に引越し先への入居手続きも終え、正式にイギリスの某地方都市住民ということになりました。本格的に在英生活の始まりです。 やっと家で落ち着けたのも束の間、ここからたった1週間、7月の終わりには夫は大学での授業や研究が始まってしまいます。 そして娘の学校が始まるのは9月の頭。…つまり8月まるまる一ヶ月を、何も知らない土地で誰も知り合いがいない中、娘と二人きりで過ごさなければなりません。しかもこれは夫の大学が始まってから分かったのですが、夏休みの間は

          入居時の大トラブル!

          電車にて長旅をしてとうとう引越し先のエリアに到着! その日はもう夕方になってましたので、大荷物を抱えて宿泊先のホテルにチェックイン。 前日同様夕ご飯は外食のため、近くのイタリアンレストランに食べに行きました。 ここで一つ大きな違和感に気づくことになります…こちらの方って(勿論個人差はあるのでしょうが)食べ物をシェアする感覚があまりないようなのです!ピザを一人一枚頼んで、それを自分で抱えて食べてるんですね。それも日本のピザチェーンで売ってるLサイズレベルの大きさのものを。日

          入居時の大トラブル!

          覚悟を決めて入国〜引越し先の地方に到着するまで

          緊張しながら(夫がしっかり用意してくれていたので、何事もなく)イミグレーションを通過して、ヒースロー空港のあるロンドンに到着。夕方に着いたのでUberを利用し予約してあるロンドンのホテルまで直行してチェックインを済ませ、早速夕ご飯を食べに外へ。疲れもピークだったのでホテルのすぐ近くにあるパブに入ることに。 ところでパブとはどういう場所か知ってますか?イギリス発祥の飲み屋のことを指し、正式名称は"パブリック・ハウス"と言って、お酒を介した社交場と言ったイメージです。パブは日中

          覚悟を決めて入国〜引越し先の地方に到着するまで

          引越し、いざ後ろ向きな出国!!

          私自身は結婚後はパートタイマーの身でしたので、良きタイミングで退職させてもらいぼちぼち準備を進めていました。 夫は有給も駆使して出国1週間強前からお休みを確保、娘も同じ頃まで幼稚園に通っていて夫のお休みと時を同じくして退園することになりました。 娘の通っていた幼稚園は住んでいたエリアの中ではマンモス園に値し、1年4ヶ月の在園期間にしては関わった先生が多くいましたが、退園の日に同学年の先生方が皆さん娘の顔を見に来てくれたのは本当に嬉しかったです。そして娘は幼いからか事の重大さ

          引越し、いざ後ろ向きな出国!!

          渡英準備の諸々

          さて海外移住するとなるといろいろ準備をする必要が出てきます。もう1年近く前になるので忘れてしまったことも多いですが…大きなことから細かいことまでいろいろとありました。 ・ビザの手続き 6ヶ月以上の長期滞在の為、ビザの手続きが必要となります。準備は会社と夫がいろいろやってくれたのですが、最終的にはビザ申請センターで手続きと生体認証登録をしてこなければなりません。生まれて1年ちょっとでコロナ禍になってしまった娘は、この申請時に初めて都内までおのぼりさんをしてくることとなりました

          渡英準備の諸々

          渡英宣告

          2022年の年末、それは突然訪れました。 夫「あっ来年の夏からイギリスに行くことになるから」 …はい?? というわけで海外への憧れがないどころか、日本から一生出なくていいと思っていた人間が突然イギリスで今後数年生活することを宣言されました。 この時点で夫と私は33歳、娘は4歳になったばかり。 しかも当時はまだコロナが5類になる前でまだまだ世間はパニックの最中、そのタイミングで渡英が決まるんですか!?嘘でしょ!?という気持ちでいっぱいです。 夫は以前から留学を見据えて会

          まずは自己紹介

          はじめまして、ラーメン食べたいです。 2023年の夏よりイギリスの某地方都市へ引越し、それからは夫と当時4歳の娘と3人で生活をしています。 元々私は「海外で暮らしてみたい!」どころか、「海外旅行に行きたい!」なんていう願望は皆無で、「一生日本から出なくていい、いやむしろ出たくない」という考えの人間でした。何ならいまだに考えは変わってません。新婚旅行ですら本当は国内旅行でゆっくり済ませたかったタイプの人間です(夫の強い希望に折れ、その時初めて海外旅行をしました)。 その為、

          まずは自己紹介