不安!!現地の小学校に入学

さあ、私が渡英が決まってから一番心配していた部分です。

まずイギリス(イングランド)の小学校についてご説明します。
ご存知の方も多いかもしれませんが、こちらは学年の区切りが9月から始まり7月に終わるという流れでできています。
小学校は英語でelementary schoolと日本の学校で習った気はしますがそれはアメリカの話で、イギリスではprimary schoolと言って、5歳になる年齢から入学することになります。そう、日本より早いのです。
5歳になる子たちの学年をreceptionといい、それから順番にyear 1、2…6まで学年があります。
学校にもよりますが授業時間は全学年一律で、4歳の子も11歳の子も拘束時間は同じです。
他にも学校の選び方とか、行事とか、休みの制度とか、何から何まで日本とは違うのですがその辺はまた追々。

さて娘に関してですが、渡英直後に学校の先生から「家庭訪問しましょうか?」というご連絡をいただきました。ただ我々はまだその時ホテル住まいだったので、「来週以降だったら大丈夫ですよ!」と回答したところ、その後連絡がつかなくなり、そのまま夏休みの終わりを迎えました!適当さに笑うしかない。

ただ入学直前に体験入学の日がありました。時間ごとに区切られて各回6世帯くらいが招待され、この教室にはこんなものがあり、こんな風に過ごすことになりますという説明をしてもらい…ましたが!夫は大学が始まっていたので不在。私と娘だけで参加したわけで、先生が何を言ってるのかさっぱり分かりませんでした。ダメ親!
娘はというと、教室のおもちゃで好きに遊んでいいということと、体験入学は人数が少ない上にそれぞれがそれぞれで遊びに興じてるのでこの日は楽しく過ごしてくれたようでした。

数日後、本チャン入学の日を迎えます。
まず学校の送迎ですが、日本のような治安ではないので送りも迎えも必ず学校まで親が付き添わなければなりません。開門時間が決まっていて(大体10〜15分間)この間に学校に入らないと門が閉められ、遅刻扱いとなります。早めの登校もできません。
ちなみに遅刻やお休みが続くと場合によっては罰金の制度もあります。これもまたそのうち詳しく書いてみたいです。

(少なくとも娘の学校は)入学式などありませんでした!ということで、初日から教室まで送ったらはいさよなら〜という具合に娘を置いていきます。まあでもそう簡単にさよならしてくれるはずもなく…大泣きする娘を先生に無理矢理パスしてそそくさと帰ってきました。いやそりゃ泣くよね、辛いよな、とは思いつつもそうする他ないので…こんな感じの登校風景が1ヶ月近く続きました。

約6時間後、お迎えの時間がやってきます。教室のドアの前で保護者達がバラバラに好き勝手しながら(笑)待っていると、先生がドアを開けて一人ずつ名前を呼びその子が出てくるという流れです。その為当然最初はどの子の親か先生も分からないので、いちいち名前を聞いて子を呼んでいます。が!我々東アジア民の顔がこのエリアはほとんどおらず、クラスにも勿論一人もいないので、私の顔を見ただけで娘の名前は呼ばれましたとさ笑

とこんな流れで初日の学校を終えることができました。
唯一まだ良かったな、と思えるのは娘がreceptionの学年が始まるタイミングで入学できたことですね。周りの子達も(そりゃ英語は喋ってはいるものの)そんなにお喋りが上手じゃない子が多い&先生方もそういう子たちの扱いに慣れているっていうところで、スタートに大きくハンデをつけられなかったのではないかと思います。お陰様でもうすぐ1年となる今では、娘はある程度英語で会話して、先生の言うこともよく分かっていて、何よりニコニコ学校に行ってくれるようになりました(たまに嫌がるけど笑)!

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