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スキル・職種と自分の価値・役割の定義について

サムネは『夢』を与えるパーキングです。
駐車一つとっても『夢』を与えられるのは素敵だね。

先日、こちらのイベントに参加をしました。

第一部では、編集というスキルを用いてスタートアップでどんな貢献ができるのか、実際に学んだスキルをどう活かしていけるのかを現場感をもってわかりやすく伝えてくれてとても勉強になりました。

第二部は、モリジュンヤさん長谷川リョーさんのお二方から実例ベースをもとに、
編集という能力を活かしてどう事業貢献するのか
という話をしてくれました。

主に第二部を受けて、自分なりに思ったことをつらつら書いていこうと思います。

役割や職種に規定されすぎないことの重要性

「編集者」として事業に関わっているお二人の話を聞いて、自分の仕事内容を説明するときに職種名を一言いえば、なんとなく仕事内容が分かってその業務だけをお願いされるだけでは、価値が低い状態なんだと感じました。

例えば、「経理」という職種であれば、ざっくりいうと『会社のお金を管理すること』がこれまで職種を説明できる仕事内容であったかと思うけれど、
これからは「経理」という職種自体ではなく、培った能力を他の分野に転換していけるような人材の価値が上がるみたいな。

スキルを抽象化してピポッドできる人材になる

じゃあそのためにはどうすればいいのかという部分なんですが、2つの力がが必要だなと思っております。
「職種でつく能力を抽象化する力」と「抽象化した能力をどこで活かせるが見極められる力」の2つです。

登壇されていた二人はこの2つの能力の大事さを理解し、実践しているからこそ価値のある編集者として事業レイヤーでお仕事がくるのかと思いました。

「編集者」という役割ベースで考えると、
「書籍・webメディアの企画」
「記事のチェック」
「ライターディレクション」
みたいな自分が関わっている業務レベルをいかに拡大できるかであったり、いかに自分が関わっているメディアの実績があるかという部分しか観測範囲に入らない。

「編集者」という職種を「他人の思考を言語化する人」のようなレベルで抽象化をすると、長谷川さんが実際に行った
「経営者とディスカッションをしてクレドや社内報を作成する」
「社内用にカルチャーブックを作る」

みたいないわゆる「編集者」としての仕事とは一線を引いた仕事もできるようになるのだなと感じた。

役割にかかわらず事業レイヤーでの価値貢献を思考する

そのためには、自分の役割を規定し過ぎないことも重要。
編集者だからコンテンツのことだけ考えてればいい
マーケターだから広め方だけを考えていればいい
P/Lを背負っていないからマネタイズのことを考えなくていい

わけではなく、事業レイヤーで考えて自分が技能として持っている能力をどのように活かせるのかを日々考える思考回路の使い方が大事なんだなと。

『トイストーリー4』では自分の役割や価値、使命の再考がテーマだったけど、ウッディよろしく自分の価値を再考して、自分が選択した先でその価値を発揮することが今後大事になっていくはず。

駐車場だからって、『夢』を与えられないなんて考える必要はなくて、駐車場という役割でできる『夢』を与えることは可能なんだ。なんてね。

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