外国人パートナーの実家で旧正月祝いました。(ハノイ🇻🇳滞在記) #2/6
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Day2
8:00 🇻🇳
起床。
ベトナム特有の分厚く覆い被さる雲に
晴れ間がところどころに見える。
今日は旧暦の1月2日。
ベトナムでは以下のような慣習があるそう。
元日→父方の親族への挨拶回り
2日→母方の親族への挨拶回り
ということで本日の予定は
母方親族への挨拶回りと、
元日に私とパートナーは🇻🇳移動だったので、
父方親族へも挨拶回りへ行く。
事前に今日の予定について
パートナーから聞いていたのは、
・とにかく親族が多く集まる。
・バイクでタンデムして、各親族の家に"集団"で回る。
ということ。
2点目があまり想像できなかったので、
どうなるか楽しみだった。
"正装"に着替える。
今回の訪問で私が楽しみにしていた、
アオザイ!
ずっといつか着たかったアオザイ!
とうとう着ることができる!
10:00 🇻🇳
父方の実家へ車で出発。
ここで重要な情報を伝えたい。
パートナーの父は5人兄弟の末っ子。
これだけでも大家族なのだが、
なんとパートナーの母に至っては、
9人兄弟の6番目。
そう、特大家族なんです。
日本では、団塊の世代に近いのかな。
父方の実家に到着すると、
既にパーティーの支度は整っており、
着くや否や乾杯となった。
ベトナムは飲みニケーション。
お酒好きな私にはもってこいの環境です。笑
13:00 🇻🇳
母方の実家へ出発
続々と親族が集まってくる。
最初のうちは前回訪問時に挨拶させて頂いたり、
一緒に食事をした顔見知りの親族だったが、
次第にパニックになる。
私「あの男の子・・・・誰?💦」
パートナー「もう子供達は多すぎて、私も分からないw」
15:00 🇻🇳
母方の実家でお年玉大会
実家の庭で、
お爺ちゃんを筆頭に
各家族の成人が立ち、
そこに子供が列を作って並んでいく。
まるで、野球の試合後に、
ベンチメンバーが列を作って、
選手たちを迎え入れるように。
そうして、お年玉を渡していく、
という構造だ。
お年玉をなんと、大人も頂けるのです。
16:00 🇻🇳
親戚の各家へあいさつ回り。
母方の親戚はほとんどの家が周囲3km圏内にあるため、
バイクで移動する。
ベトナムではお馴染みのタンデムだ。
それも3人で。
3人乗りバイク✖︎7〜8台の集団大移動。
これぞ、ベトナム。
各家では、主人が客人をもてなしてくれる。
お茶を飲んだり、お菓子を食べながら世間話をする。
当然私はベトナム語がほとんど話せないので、
やることと言ったら、主には2つ。
「自己紹介」「とにかく飲み、食べる」
パートナーの母と、
パートナーがサポートしてくれる。
どのご家庭でも、拙い自己紹介をするこの日本人を
暖かく迎え入れてくれて、とても嬉しかったです。
19:00 🇻🇳
3〜40人が一堂に集い、大食事会。
驚いたのは、座席の配置。意図ある構成。
①男性席(40代以上)
②男性席(20代〜30代)
③女性、子供席。
なぜこういう分け方なのか尋ねたところ、
「お酒を飲む席と飲まない席で分けているから」とのことだった。
私は②の席に、パートナーの弟(以下、D君)を伴って座る。
私には英語での通訳が必要なためだった。
(D君、本当にありがとう😊)
食事やお酒を楽しんでいると、
酩酊した叔父の1人が私に話しかけてきた。
ものすごい剣幕で。
「なにか悪いことしたかな…」と
思いつつ、何と言っていたのかD君に聞くと、
「とにかく健康が第一だ!こうやって家族でまた会えるように、
健康には気をつけろよ!」と。
・・・良いこと言うじゃない、叔父さん。笑
親戚曰く、
この叔父さんは常に酩酊してる雰囲気で強い語気で話すことが多いそうだが、
怒っているわけではないとのこと。
それからも説法のように、
人生とは、家族とは、と話を続けていたようだが、
高校生のD君が英語に訳すには難しかったようで、
D君は終始苦笑いで困惑したようだった。
そんな困惑する様子を、
叔母たちはとても面白がっていた。
私もそれに合わせて笑っていた。
キッカケはともかく「笑い」を共有できた、
この夜はとても楽しかったです。
22:30 🇻🇳
帰宅。就寝。
#3へ続く 。
UK3
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